ITサービスって...
ITサービスと聞いて、何のことだと想像されるでしょうか?
少し前に、とある情報ベンダ系団体のITサービスに関する会議に出たのですが、会議の間中(白状しますが)実は何が話されているかさっぱり分からなかった覚えがあります。
ITサービスというのは、厳密な定義はとっても難しいということは重々承知の上で、それでもサービスプロバイダがITを利活用してエンドユーザ(対象が人間である場合も企業などの組織である場合もある)に提供しているサービスを指します。
・・・と、私は信じています。
しかしどうもこの考え方は、ITILなどに毒されている人(笑)の考えみたいでした。先の会議では、こうしたサービスプロバイダが提供しているサービスではなく、サービスプロバイダに対してベンダが提供しているサービスだったのです。
サービスプロバイダはサービスを提供する基盤としてITシステムが必要になりますが(もちろんITを全く使わないサービスもありうる)、ITシステムというのは「お店で1個買ってきて使う」みたいに簡単にはいかない。そもそもITシステムのために「コンサル」を受けたり「企画」したり、「開発」「運用」が伴ってしまう。例えばITシステム「開発」というのは、ITのための開発のサービスが実際になります。たいていの場合、ITのための開発はシステムインテグレータ(SIer)や、ベンダが提供します。これもITに関するサービスですから、ITサービスと呼ぶことができます。
ITサービス(1):サービスプロバイダが、エンドユーザに向けて提供しているITによるサービス
ITサービス(2):ベンダが、サービスプロバイダのために提供するITのためのサービス
ITILが扱っているのはITサービス(1)ですね。ちょっと長くこの世界にいたせいか、ITサービス(2)をITサービスとする前提についていけませんでした。
この話題については、もう少し書きたいと思います。(後半に続く)
最終更新時間 2007年03月06日 09:30
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