資料・トピック64: 正月におけるキャラクター活用事例
明けましておめでとうございます。
もう松の内も終わってしまいましたが、今年もよろしくお願い致します。
新年第一回目として、お正月に関連する話題の紹介から。
まず年賀状に関する話題です。
MSN産経ニュースによると、「ひこにゃん」への年賀状が6日までに1401通届いたそうです。2008年は1月末までに1672通で、今年は前年超え確実とのこと。昨年末には地元商店街にひこにゃん神社が設置され、今年も地域内外で人気を集めそうです。
続いて、初詣に関する話題です。
Web埼玉で、「らき☆すた」聖地、今年も長蛇の列 鷲宮神社 とのニュースが。
ご存じない方のために簡単に説明すると、「らき☆すた」は角川書店の月刊ゲーム雑誌「コンプティーク」などで連載された4コママンガが原作の、2007年4月~9月の深夜に独立UHF局で放送されたテレビアニメです。
放送終了後も、登場人物の女子高生姉妹の父が宮司を務める神社のモデルである鷲宮神社に、コアなファンが“聖地巡礼”と称して大挙押しかけ、一躍注目されました。
Wikipediaにその辺りのニュースがまとめられています。一連の現象は、“聖地巡礼”の他に“オタクツーリズム”“萌えおこし”などと呼ばれて話題になっています。
元々は角川書店「月刊ニュータイプ」が作品の舞台を紹介したことをきっかけに巻き起こったブームですが、2008年三が日の初詣で客が2007年より17万人多い30万人、今年は更に12万人増えて42万人とのこと、鷲宮町商工会が町おこしのネタとして積極活用し続けていることもあって、息の長いブームとなっています。
今年の初詣では、「ねんどろいど ぷち らき☆すた お年賀カプセルVer.」などの限定品を販売したことも、オタク心を刺激した一因のようです。
以下は、実際に巡礼してきた方のブログ記事です。
初詣(鷲宮神社2009)
鷲宮神社へ初詣に行ってきた
鷲宮神社に初詣に行ってきました!
「新年ねんぷち☆おみくじ祭り」開催の鷲宮神社に新年のお参りに行って来ました
盛況未だ衰えず。そして惨劇。 ~'09鷲宮神社参拝記~
鷲宮神社初詣2009【目次】
皆さん揃って同じような行動やコメントをしているのが若干気になりますが(苦笑)、作品世界への過剰な愛と各自のこだわりは、充分に感じられました。こういったキャラクターへの情熱の“濃さ”が、萌えキャラ活用で得られる効果の源泉となっているのでは。
えてしてこういったコアファンは、施策をちょっと間違うと、「自分の好きな○○(“俺の嫁”と呼ぶ人もいますね)がこんな風に使われてるなんて・・・」などと幻滅して離れていってしまいがちですが、今も人気が続いている点には見習うべきものがあります。
筆者は、実家に近い栃木県真岡市の大前神社(おおさきじんじゃ)で初詣を済ませてきました。1500年有余の歴史を誇る、かの平将門も戦の勝利を祈願した由緒正しい神社で、事代主神(恵比寿様)と大国主神(大黒様)を祭っています。
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この神社に鎮座している日本一の大きさの“えびす様”は、今年で誕生20周年になります。見たのは初めてでしたが、高さ20mの迫力に圧倒されました。
世間でよく知られた存在の恵比寿様を巨大にする=キャラクターとして前面に押し出すことで注目を集めたわけですが、きちんとした謂れのある神社だからこそ、こういった手段で地元以外にも広く存在を知らしめることが必要で、意味のあることだったのではないか、と感じました。鷲宮神社も関東最古の大社ですし、同じことが当てはまります。
案の定というか、ご当地キティの大前神社バージョンも販売されており、思わず購入してしまいました。
このように、キャラクターを使って日本の伝統行事や風習をアピールする方法は、単に季節の風物詩的ネタとしてメディアやクチコミでの広がりが期待できるだけでなく、親や教師が子どもにその行事や風習の意味や由来をわかりやすく説明する上でも、案外効果的ではないでしょうか。
その場合、伝統行事や風習とキャラクターとの間のギャップや意外性が大きいほど、うまくはまった場合のインパクトが高まるものと思われます。
最後に、今年送った年賀状をこちらに紹介しておきます。写真は昨年自分で撮影したもので、丑のキャラクターは自作です。稚拙ではありますが・・・
あらためて今年もよろしくお願いします。
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今回は以上です。それではまた。
最終更新時間 2009年01月07日 19:22
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