資料・トピック46 東京おもちゃショー2008
梅雨真っ最中、早くも2008年の第二四半期が過ぎようとしています。
まず近況報告です。6/3発売「SPA!」の「ゆるキャラの闇」特集(P155-)と、6/4発売「日経トレンディ」の「不思議ヒットを斬る 【ご当地変キャラ】」(P196-)で、それぞれコメントが掲載されています。
「ゆるキャラ」の名付け親、みうらじゅんさんと同じ誌面に載って光栄です。
そして昨日6/26、朝日新聞の朝刊「もっと知りたい! ご当地キャラ 人気の境目」(33面)にもコメントが掲載されました。大阪府立大学荒木教授、キャラクター・データバンク陸川さんなど、日頃お世話になっている方々のご意見も載っていますので、職場や書店、コンビニなどでお目に触れる機会のある方はぜひご覧いただき、お気に入りましたらご購入いただけるとありがたいです。
さて、2006年、2007年同様、今年も「東京おもちゃショー」に行ってきました。
6/19-20が商談見本市(バイヤーズデー)、6/21-6/22が一般公開(パブリックデー)で、"360度エンターテイメント!"と銘打ち東京ビッグサイトで開催、国内外134社・約36,000点のおもちゃが出展されました。
週末の大阪出張前日、6/19のバイヤーズデー初日(こんなイベントもありました)に行っただけの身としては今ひとつ実感できませんが、2008年のパブリックデー来場者数は143,440人で、2007年(93,294人)比1.5倍、2006年(74,350人)比1.9倍、とにかく過去最高の人出で、特に大手ブースでは二世代・三世代家族から成る長蛇の列ができていていたことを、同僚から聞きました。
なぜこんなに多くの人が来たのかについては、今年から創設された日本おもちゃ大賞の受賞作品を開催2日前に記者発表し、それがこんな感じでマスメディアやWEBで大きく取り上げられた事が1つの要因だと考えられます。
新橋経済新聞などの紹介をきっかけに、6/14は新キャラ目当てで行列が出来た「ねじキューピー」同様、WEBクチコミとメディアの循環・増幅が生み出す今のヒット現象の仕組みを垣間見た思いです。
ネットでのニュース記事も、ITmediaをはじめ、電撃オンライン、GAME Watch、CNET Japan、MSN産経ニュース、ASCII.jp、毎日jpまんたんウェブなど枚挙に暇がありませんが、ここ数年のトレンド通り、今回も大人向け、二世代・三世代で楽しめる懐かしのおもちゃ&キャラクターの復活や、現在のテクノロジーで作った新解釈のおもちゃが大量に出展されていました。
バンダイ「ビームサーベル」やタカラトミー「フラワーロック2.0」、エポック社「サンデー&マガジン野球盤」などが代表例です。
展示自体では、バンダイの巨大ウルトラマンやカワダのダイヤブロックで出来た受付穣が、キッズだけでなく、かつて慣れ親しんだ親世代にもアピールする点でアイディア賞ものでした。
同僚曰く、父親同伴 or 父子のみで来場している方が半数以上見受けられ、男の子の永遠の憧れ、ラジコン/プラモデル系に熱い視線を送ってたそうです。また、祖父+祖母のみで来場し、ケータイのテレビ電話を活用して、孫に会場の状況をリアルタイム実況している姿も見かけたそうです。
明らかに大人向けで、ネタとなるようなキャラクター性やドラマ性を設定に組み込むことで話題を集めた玩具としては、セガトイズの女性型ロボ「エマ」や「パ、パンだ!」、ギズモードジャパン「OLLO」、NEWTON STYLE「回転おじさん」、バンダイ「イケメンバンク」などが代表的で、国内外のメディアが取材している様子も多数見受けられました。
キャラクター関連のキッズ向け路線では、バンダイの新カードゲーム「バトルスピリッツ」が初お目見えし、ぬいぐるみとPCゲームを連動させたセガトイズ「ジュエルペット」などが目立ってました。特に女の子向けでは、実際にデザートが作れる商品(複数社ありました)や、「コーデチュール」などファッションコーディネートを体験できる新商品が並んで壮観でした。
あと、パイロット、コクヨ、ピノチオ(アガツマ)、ショウワノート,サンスターなど、幼児が実際に商品で遊んだり記念撮影できるブースがパブリックデーの遊び場として人気で、特にコクヨの「知育玩具 WAMMY」試供品配布には来場者が殺到したそうです。
着ぐるみを駆使したイベントも一日に何度か時間限定で実施されてその都度キッズ&ファミリーが群がり、特にバンダイブースでは、ステージショーでたまごっちキャラ達による環境に優しい製品づくりの説明をしていたそうです。親の信頼や安心感を得るために、違和感ない形でキャラクターを直接体験の場のメッセンジャーとして使う、興味深い試みでは。
とまあそんな感じです。単なるおもちゃの展示会ではなく、まさにおもちゃを「親子」「家族」で「体験」できる一大イベントに成長してきたようで、販促活動につなげるだけでなく、もっとエンタメ的に楽しくコミュニケーションできる場にする、社会啓蒙活動に軸足を据えるなど、来年以降の方向性が気になるところです。
今回は以上です。それではまた。
最終更新時間 2008年06月27日 14:38
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キャラクターパワーおそるべしですね
投稿者 あすなろ : 2008年06月27日 20:25










