wisdom Business Leaders Square
ビジネスに役立つ「次の一手」をあなたに
ビジネス用語辞典 Wisdomブログ

経営戦略 成功ストーリー マネジメント ビジネススキル ITトレンド IT講座 マーケティング ちょっと一息

2006/11/30

第30回:オタク層のキャラクター消費とビジネス活用 -その1-

ここ数週間は、日常業務に加えてJIMS(日本マーケティング・サイエンス学会)でのプロジェクト研究発表「キャラクター消費を加速するリアル・バーチャル行動」の資料作成に追われ、すっかり更新が滞ってました。
気付くと11月も今日で終わり、各種学会で訪れた慶應義塾大学・三田キャンパスや青山学院大学・相模原キャンパスをはじめ、都心各地で紅葉が見頃を迎えてます。今年もあと1ヶ月、ホントに早いですねえ。。。

さて今回から、研究発表用に様々な視点でデータを分析して得られた新たな知見を、何回かに分けてお知らせしていきます。
テーマは “オタク層のニッチでコアなキャラクター消費”です。

少子化が進む中、視聴人口の減少に伴い、夕方~ゴールデンのテレビアニメ枠は減り続ける一方です。それに対し、民放各局に加え独立UHFやBS・CS各局で毎日何本もの深夜アニメが放送され、今ではテレビアニメ全体の約三分の一を占めるに至ってます。
コア層から熱烈な支持を得た「涼宮ハルヒの憂鬱」(詳細はWikipedia参照)なども、今年独立UHF系の深夜に放送された作品の一つです。

また、大人用の仮面ライダー新1号変身ベルト(税別三万円)が一万個売れたり、1/144サイズのガンプラ付きポッキーが12/11から発売されるなど、大人向けのキャラクター関連商品発売は相変わらず好調です。

こういった現象を踏まえ、幾つかこういったニッチでコアなキャラクター消費を示す質問を、2006年版のキャラクターパワーリサーチに組み込んでみました。

図38はテレビアニメ番組視聴に関する回答結果です。

%E5%9B%B3038s.JPG

アニメや特撮を毎週見続けているのは男女キッズ(6~7割強)で、20代以上でも3割弱存在します。これらの番組を毎週録画・保存したり、CS局およびケーブルテレビのアニメや特撮を見ているのは、男女とも40代が20~30代より多くなっています。子どもと一緒にみているであろうケースが多くを占めるとはいえ、40代の習慣的アニメ視聴者が多いことがわかります。
また、深夜アニメをよく見ている人は、男性20~30代と女性10~40代で多いようです。

図39はアニメやキャラクター関連商品購入に関する回答結果です。

%E5%9B%B3039s.JPG

アニメやキャラクターのゲームソフト購入者はキッズやティーンなど男性若年層で多く、年齢上昇とともに少なくなっていきます。
アニメやキャラクターのグッズを特に大量に集めているのは男子キッズです。また女性もキッズ~20代でグッズ収集活動が活発です。男性は10代以降、女性は30代以降で多くの人がグッズ収集から卒業する中、男女とも40代で収集活動が再活性化するようです。この傾向は、特に男性で顕著です。

今回注目される結果は、アニメや特撮の全話DVD購入経験です。男性20~40代、女性20~30代が購入年代のピークとなっています。1セットで5万円~10万円はザラなこれらのアイテムを買う資金力と欲求を備えたこの年代が、まさにニッチでコアなビジネスターゲットだといえるでしょう。

長くなってしまいました。以降、次回に続きます。

最終更新時間 2006年11月30日 19:09

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.blwisdom.com/mt/trackback/1690

コメントしてください




情報を記憶しますか?


※必ずこの『Wisdomブログ利用規約』をご一読いただき、同意された上で投稿して下さい。