ネット生保って安いの?
先日「読者の保険見直し相談」という雑誌の企画で、ある方の保険証券を拝見する機会がありました。
一見して、「医療保障に難あり」と診断。
私が医療保障を見直すとき、最も重視する判断基準は次の通りです。
・保険期間が終身保障になっているか?
病気やけがで入院する可能性の高まる高齢期まで保障が行き届いているか?
保険証券をみると、ご加入の医療保障は、死亡保険の特約(オプション)として付加されており、この医療保障を継続するには10年ごとの更新が必要。また、更新時には年齢が10歳上がるために保険料が高くなってしまいます。
更新を続けても、80歳には保障が終わってしまいます。それまでしか加入できないようになっているのです。
しかし、いまや男性でも80歳を超えて生きるのはふつうです。
さて、話は少しかわって、ネットだけのやり取りで株や投資信託の売買ができる「ネット証券」が、いまやすっかりお馴染みになっています。
支店がたくさんある従来型の証券会社とくらべると、コストが圧倒的に安いのが魅力です。
いまのこの世の中では「ネット」といえば、「低コスト」を連想します。
「生命保険会社もネット生保だと、保険料が安いに違いない!」
ほんとうにそうでしょうか?
同じ条件で、保険料を比較してみました。
◆見積もり条件
36歳:男性
入院1回制限日数:60日
通算入院日数:約1,000日(一生涯)
入院給付金:5,000日/日
手術給付金:一律10万円
保険期間:終身
保険料払込期間:終身
保険料の支払い方:月払い
○普通の保険会社(A社)
保険料:2,070円/月
○ネット生保(B社)
保険料:2,791円
どうやら、ネット生保といえども、契約者の保険料が他社に比べて安いとは限らないようです。
もちろん、ここでの比較は医療保険だけ。しかも、条件は男性、30歳半ば、と限定的です。
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最終更新時間 2008年11月18日 07:30
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