株や投信の売却益、配当にかかる税金が変わる!
少し気が早いかもしれません。
しかし、いまのうちから、心してかかったほうがいいように思います。
頭の中でぼんやりと、どうするかを考えるのです。
「儲かったらこうしよう・・・・・」と・・・。
とらぬ狸の皮算用になるかもしれませんが、、、、。
4月30日の国会で、今後の証券税制が変わることになりました。
関係のある人は、投資信託で資産運用をしている人、株式投資をしている人。これからそれをしようとしている人。
現在は、株式や投資信託で儲かったら、利益の10%が税金で徴収されます。
株式の配当金や投資信託の分配金も10%の税金が徴収されます。
その税率が、今後元に戻るのです。
「元に戻る」とは、20%になるということ。
そう、元々は20%で、いまは特例として10%になっているのです。
◆売却益にかかる税金について
今年中の売却益には、これまで通り10%が課税されますが、来年以降は、20%になります。
しかし、急に倍になるとたいへんなので、特例措置があります。
来年(2009年)の1月1日から再来年(2010年)の12月31日(つまり2年間)については、500万円までの売却益には10%の税金しかかかりません。
儲けが500万円以上になると、超えた利益に20%の税金がかかるのです。
たとえば、売却益が1000万円ある人は、来年と再来年の2年に分けて売却し、1年あたりの利益を500万円ずつにしたほうが、おトクということになりますね。
この場合、2年間の税額合計は100万円です。しかし、1年でまとめて1000万円の売却益を出した場合、税金総額は150万円になります。1.5倍になるのです。
◆配当金や分配金にかかる税金について
来年以降の配当金や分配金の税金は、いまの10%が20%になります。
ただし、特例措置として、来年(2009年)と再来年(2010年)の2年間は10%のままです。
つまり、平たく言うと、20%になるのは、2011年からということですね。
◆株式や投資信託の売却損と、配当金・分配金の相殺について
2009年以降は、株式や投資信託の損失と、配当金・分配金(利益)を相殺することができるようになります。
これまでも、売却損と売却益の相殺はできたのです。
しかし、売却損と配当金(分配金)の相殺はできませんでした。
うれしい措置ですね。
たとえば、ある年に投資信託で100万円の損失を出したとしますね。
同じ年に配当金や分配金が50万円あったとします。
配当金や分配金は利益なので、ふつう、利益の50万円に対して税金がかかります。
しかし、損失と利益を相殺することで、配当金・分配金の50万円の儲けには税金がかからないようになるのです。
損失100万円-利益50万円=損失50万円と認識されるのです。
細かいことはいろいろとあるのですが、今年、来年、再来年の3年間は、税金の仕組みを自分に都合よく利用するために、戦略的な発想をしたほうがいいということを、いまはちょっとだけ、念頭に置いておいてくださいね。
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最終更新時間 2008年05月08日 07:30
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