給与明細の解剖(1)
本日でこのメルマガ、1111号をむかえることになりました。
これからも続けていきますので、よろしくお願いいたしますね。
昨今の新卒採用は売り手市場。つまり、人手不足の折から、採用する企業側よりも、採用される学生のほうが立場が強くなっています。
こんな時期に会社に入ってくる人たちは、つい数年前の諸先輩方の就職難をすっかり忘れ去り、時代のおかげで自分の「いま」があることに思いを巡らすこともなく、すべてが自分の実力だと勘違いして図に乗っているキライがあります。
古いお話になりますが、かつてのバブル時代、1980年の終盤から90年代初めの新入社員がちょうどそうでした。
時代の輝きを、自分の輝きのように思って入社してくるので、社内の育成担当者は困るのです。
しかし、社員がうまく育ったら、それはその社員の潜在能力のおかげ。うまく育たなかったら、育成担当者の責任。
育成担当者は、成長した社員をみて、影からそっと微笑む程度でいいのです。「私が育てた!」などと言おうものなら、本人や周囲から嫌がられます。
さて、そんな新入社員にも、月末になると決まって支給されるのが給与です。
給与明細をみると、そこには、さまざまな文字が印字されていますが、新入社員も、旧社員も興味深く見るのは、手取り額のみ。
いろんなお金が差し引かれているはずなのですが、そんなことには目もくれず・・・。
今回は、この給与明細の中身を解剖してみようと思います。
「基本給」:これは述べるまでもないでしょう。社歴を重ね、実績や能力をつければ、ここの金額がアップします。
「各種手当」:これにはいろいろありますね。
もっとも一般的なのが、「残業手当」ですかね。
残業すると一定の条件で支給されるのですが、支給されるのは一般社員です。管理職にはふつう支給されません。
ついさきごろ、若い社員に管理職の肩書きを与えて、権限も渡さず、残業代を支給しないで人件費を抑制していた会社が問題になっていましたね。
・・・いけません。
多くの会社は、限度時間を設定しているようですね。「月○○時間まで」とか・・・。
あるいは、ノー残業デーなどを作ったり・・・。
残業はクセになりますから、させないためのある程度の強制力は必要でしょう。
「通勤手当」:交通費。実費支給です。これにはふつう税金はかかりません。定期券を購入するために支給された通勤手当から、税金が差し引かれたら赤字になってしまいます。
「家族手当」:扶養する家族がいる場合に支給されることがあります。
多くの会社では、奥さんが扶養から外れると支給停止になるようですから、この家族手当が女性の社会進出を阻んでいる要素のひとつだという話も、一方ではあるようです。
北海道などで勤務する人には、「寒冷地手当」などがありますね。
「住居手当」などもあります。
偉くなると、「役職手当」もあります。
いずれにしても、「手当」は会社によってまちまち。
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最終更新時間 2008年04月15日 07:30
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