フラット35s、4月14日から始まる!
先日、ある会合でお会いした雑誌のライターさんから、「『塩漬け』と『長期投資』の違いはなんでしょうかね?」と問われました。
投資した資産が含み損を抱えているにも関わらず、そのままガマンして保有し続けることを、やや自虐的に「塩漬け」と言います。そして、やや言い訳がましくアレンジして「長期投資」と表現されることがあります。
勝っているときも負けているときも、あわてず騒がず、熱くもならず、涼しい顔をして持ち続けること。これが「真の長期投資」です。
生活を守るための失敗しない投資のやり方については、 拙著「自分のお金の育て方」
リスクに配慮した運用の考え方がわかります。
さて、「フラット35」。
住宅ローンの検討をしたことのある人なら、ご存知のはずです。
住宅金融支援機構(旧 住宅金融公庫)がバックアップして、民間金融機関が販売している「長期固定金利型住宅ローン」の代表格。
メガバンク、地方銀行、信用金庫など、ほとんどの金融機関が取り扱っています。
政府系金融機関が一枚かんでいることいることもあり、このローンを借りるにはさまざま条件があり、そのひとつに「住宅の品質が一定以上」というものがあります。
そして、さらに品質基準のハードルを高くして、その代わりに通常よりも当初5年間の金利を0.3%優遇する制度が「フラット35s」。
優良住宅取得支援制度なのです。
品質基準は細かく規定されているとはいうものの、大雑把に分類すると、
・省エネルギー性
・耐震性
・バリアフリー性
・耐久性・可変性
この4つのうち、2つ以上の条件をクリアーした品質の住宅に、金利優遇制度が適用されるのです。
2007年度は「4つのうちの1つ以上」だったのが、この4月から、つまり2008年度は「4つのうちの2つ以上」と、ハードルが高くなりました。
この制度、優遇金利分の0.3%は、税金でまかなわれていることもあり、国の予算が消化され、なくなってしまったらおしまい。
2008年度は、1年間で5,000億円が予算化されているとのこと。
そして、第1回の受付は4月14日から7月31日まで。
たぶん、この間で予算が底をつくことはないと思われます。
そして、第2回の受付は、9月1日から。
予算が消化された時点でストップするので、終わりの日程は決まっていません。
そう、最後は早い者勝ち。
一戸建てでこの制度を受けようと思うと、まず、設計段階から「フラット35sの条件に合致する家にして欲しい」と言っておく必要がありそうです。
そして、早い者勝ちで負けないように、完成までのスケジュールにも配慮する必要がありそうですね。
マンションでこの制度を受ける場合には、マンションの設計段階から・・というのは難しいので、フラット35sの基準に適合しているマンションを選ぶ必要があります。
住宅金融支援機構のHPには、フラット35s登録マンションが掲載されていますが、まだまだ、数は少ないようですね。
支援機構のコールセンターの方もそうおっしゃっていました。
住宅の取得を考えている人は、「フラット35sが使える住宅ですか?」と業者に問いかけをしてみてはいかがでしょうか?
業者が住宅の品質に対して、どれだけ意識をしているかの一端はわかろうというもの。
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最終更新時間 2008年03月31日 07:30
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