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2008/03/13

保険は最低限から入る!

 かつて生命保険は、各会社が独自に営業マンや営業ウーマンを抱えて、それぞれ、自社の保険のみを販売していました。

 もちろん、それはいまも続いています。

 そして、歴史はさほど古くありませんが、複数の会社の保険商品を販売する「保険販売代理店」というものができ、いろいろな会社の商品のなかから選んでお客さんに勧める売り方が生まれてきました。

 最近では、「来店型の保険代理店」というものもでき、お客さんがお店に出向いて、保険を購入できるようにもなりました。

 トヨタ、ニッサン、ホンダ・・・のような車の、メーカー専属の販売店形式から、今やヨドバシカメラ、ビッグカメラのような、総合家電量販店のような形式まで、売り方が幅広くさまざまになってきたのです。

 目に見える商品とは違い、生命保険はその場で使ってみる、触れてみるということができません。

 そして、お客さんは、自分のことだから十分によくわかっているかと言えば、あながちそうでもありません。案外自分のことほど、わからないものです。

 保険会社にも特徴があります。死亡保障に強い会社もあれば、医療保険に強い会社もあります。終身死亡保険に特長を持たせている会社もあれば、定期死亡保険にお客さんの支持が集まっている会社もあります。

 営業担当者が1社の商品しか扱っていない場合には、お客さんにしてみると、いいとこ取りができないデメリットが生じます。
 死亡保険と医療保険が欲しいのに、その会社の得意分野が医療保険だった場合など。

 営業マンは、自分が取り扱える商品を何とか買ってもらろうとします。得意分野ではない自社の死亡保険も、お客さんに買ってもらおうとします。

「うちの会社は死亡保険は弱いですから、A社の保険にしたほうがいいですよ」とは、ほとんど言ってくれません。

 そうなると、複数の保険会社の商品を取り扱っている販売代理店のほうがいいように思えてきます。自分にあった保険を、豊富な品揃えの中から勧めてくれるはずだと思えてきますね。

 ただ、そうでもないようです。

 最近、あるお客様の保険証券を拝見する機会があったのですが、その方は来店型の保険販売代理店から保険を購入されていました。

 いろいろな保険会社の保険に加入してらっしゃいました。
 個々の保険は、各保険会社の強みを組み合わせたもののようでした。

 ただ、加入した保険の中身は、無茶苦茶でした。

 なぜ、子供がいない夫婦が、6,000万円の定期死亡保障をつけなければならないのでしょう。

 そのほかに、貯蓄目的だということで、2,000万円の終身死亡保障をつけなければならないのでしょう。

 ムダな保障がてんこ盛りでついていました。

 いまや保険に入るには、複数の保険会社の商品を扱っている販売代理店を、系列を変えていくつも回って、提案を比較検討する必要があります。

 さらには「私や妻に、今、ほんとうに最低必要な保障はどれだけですか?」と要望しないと、過分な保障をつけてしまってムダな保険料を払うことになりかねません。

 まず、最低限の保障を押さえて、その後に、心配や不安な点を補強する形で膨らませて行くという考え方が大切です。

 どんな買い物でもそうですが、お客さんが強い意志を持たないと、出費はどんどん膨らんでいきます。

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最終更新時間 2008年03月13日 07:30

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