銀行の住宅ローンの貸し出しが減少している。
国内銀行が新規に住宅ローンを貸し出す、その金額が2007年は、2006年とくらべると約10%減っているんだそうです。
そして、この減りぐあいは、実に6年ぶりの低水準。
住宅ローンを借りる人が減っているというのです。
もちろん、この数字は「銀行」に限ったもので、近年はノンバンクも住宅ローンの市場に進出し、貸し出しを増やしているので、一概にはいえませんが、しかし、まだまだ、銀行の住宅ローンの貸し出が多くを占めているのが実態でしょう。
住宅ローンが減っている理由にはいくつかあり、
土地や建材の値段の上昇に伴う住宅価格の上昇が、まずひとつ。
値段が上がってきたので、手が出ないという理由ですね。おまけに収入が増えていませんし・・・。
そして、もうひとつは、最近の景気減速感から「この先も当分、金利は上がらないのではないか?」という思惑。
「金利が上がらないんだったら、急いで住宅を手に入れることもあるまい」という心理が働いて、駆け込みの需要が減っているらしいのです。
確かに、私も、「住宅ローンの金利はそのうち上がる上がる」といい続けて、もう何年にもなります。かれこれ4年くらいになるでしょうか。
しかし、それを言い始めたときと、数年後の今とを比較してみても、実のところ、やや上昇はみられたものの、おおむね同じと言わざるをえません。
上がっていないのです。
私はまるで、「狼中年」です。
私は、住宅ローンを借りるのなら、今は、これから金利が上昇局面を迎える可能性が高いため、固定金利期間ができるだけ長いものがいいと、ずっとここでも書いていますし、昨年末に発刊した本でも、基本的な住宅取得資金の考え方を含め、そのことを訴えています。
しかしながら、ここ数年の状況では、結果論ではありますが、「3年前に金利が1%台の3年固定金利を選択し、3年後に他の銀行に借り換えを行って長期固定金利を選択する」ほうが、支払い利息を削減するという意味でのメリットはあったことになります。
いま、金利はかなり低い状況にあるので、長期的には金利が上昇する可能性が高いというものの、「何年後に何%になるか?」をピッタリと当てることはできません。
「人の行く裏に道あり山の花」
古くからある相場格言ですが、金利情勢からいうと、いまの住宅ローンは魅力的ではありますね。
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最終更新時間 2008年03月11日 07:30
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