定年間近の生命保険の見直し。
ちょうどいまは確定申告シーズンの真っ只中。
先日も確定申告のことについてここで取り上げたからかもしれませんが、いくつか、問い合わせを寄せていただいています。
ひとつひとつお答えしたいところですが、申し訳ありません、最寄りの税務署へのお問い合わせをお願いいたします。
税金に関する個別のご相談は、私たちFPはお受けすることができません。
「税理士さんのお仕事」と決められているのです。私たちがやると、法律違反になるのです。
税制のしくみの解説はOKなのですが、個別具体的な相談は×なのです。
もちろん、税務署は大丈夫ですよ。
「税務署は恐れる役所にあらず」です。丁寧に親切に仕組みの詳細を教えてくれ、状況をちゃんと説明すれば、どういう方法を選ぶと有利な選択ができるかということも教えてくれると思います。
電話一本で大丈夫。電話番号は、ネットで検索すれば一発です。
ただ、いまは電話がつながりにくいかもしれません。
確定申告の真っ只中で、問い合わせをしたい人がたくさんいます。
さて、最近、もうじき定年を迎える人の奥様からの、
「主人の生命保険の見直しをしたい」というご相談がポロポロ・・・。
「団塊世代の人たちが大量に定年を迎え始めている」・・・このようなご相談が増えると、「実際そうなんだな」と実感することができますね。
見直しのキッカケは、
「定年退職後も再雇用制度があるから仕事は続けるが、収入が少なくなる。いままでの保険料だと負担が大きくなるので、見直しをしたい」
つまり、これまでは収入にゆとりがあったので気にならなかったが、これからは収入に対する保険料負担が相対的に大きくなるから見直すというのです。
実はコレ、見直しのタイミングとしては間違っていますね。
家計にゆとりがあろうがなかろうが、生命保険にムダが生じはじめたと感じた時が見直しタイミングです。
そして、ムダな保険料を節約して、浮いたお金を他のもっと大切な部分に有効に使ったほうがいいに決まっているのです。
ただ、私たちは惰性の生き物。「わかっちゃいるけど、面倒でなかなか手がつかない」ことだらけです。かくいう私も自分の専門領域についてはムダのないようにしているつもりですが、それ以外ではムダだらけ。
キッカケはともかく、「保険の見直しをするために専門家に相談をしてみよう」という方はいわば優秀、意識の高いクレバーな方なのです。
さて、「あと数年もしたら定年」という方が保険の見直しをする最も有効な時期は「子供が自立するとき」。
つまり大学を卒業して就職をしているか、もうじきするのか、というときですね。
そもそも多額の生命保険金をかけるのは、万が一世帯主が死亡したときに、子供に大学卒業まで経済的に不自由な思いをさせないため。
大学を卒業してしまったら、保険の役目は終わりです。
これからはもう、子供のことはある意味放っておいて、自分たち夫婦だけの将来のことを考えるべき。
定年間近まで勤めあげたのなら、万が一世帯主が死亡しても、相応の公的年金が遺族に支給されるでしょう。
今度は、「夫婦2人が生きるためにどんな保障が必要か?」が見直しの重要な観点になります。
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最終更新時間 2008年02月25日 07:30
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