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2008/02/01

それでも物価は上がる。

 昨日は、「昨年2007年の物価上昇率の平均が0.0%、つまり前年比かわらずだったために、2008年度の年金額もかわりません!」といいましたが、それでも物価は上昇するのです。

 とかく組織で何かを決めるときには、みんなが納得する理由が必要です。

 特に政府・官僚は典型的な「組織」ですから、国民にも受け入れられる理屈がいるのです。

 その根拠となるものが「過去のデータ」。

「去年の物価が前年と変わらなかったので、来年の年金額も変えません!」となるのですが、実際は、そうはいかないのです。

◆2月から
 キリンビールのビール系飲料が3~5%アップ
 マルコメの家庭用味噌が10~15%アップ
 明治製菓のチョコレートなどが平均12%アップ

◆3月から
 アサヒビール 3~5%
 マルハの練り物 10~15%
 日清フーズのパスタ 15~40%
 明治乳業の乳製品 3~25%
 キッコーマンの醤油 約11%
 エスビー食品の香辛料 5~10%

◆4月から
 カルピス 5%
 サッポロビール 3~5%
 サントリービール 3~5%

 過去の数字にもとづいて未来を決めても、未来は、また別のところに行ってしまっています。

 だから、いつも物足りない結果になるのです。

 ちなみに、年金額が変わらずにモノの値段が上がると、生活は苦しくなりますね。

 そしてそれは、賃金にもいえることです。

「昨年の物価が前年とほぼ同じだったので、来年の昇給は見送り」となると、この調子でいくと、生活は苦しくなります。


「来年はこうなりそうだから来年はそうしよう!」という将来予測にもとづいた意思決定ができるのは、ワンマン社長か家庭の奥さんか。

「将来予測」とは、ほとんど常に、「勘」のことです。

 組織では、将来予測が外れるリスクを恐れて誰も判断できません。

 ところで、上の値上がり商品一覧を見てみると、メーカーにこだわりがなければ、ビールは当面、サッポロかサントリーがよさそう。


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最終更新時間 2008年02月01日 07:30

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