75歳以上の人は要注意です!
「毎日が発見」という雑誌をご存知ですか?
書店販売をしていないので、お馴染みではないかもしれませんね。また、そもそもシニア向けの月刊誌です。ここの読者の方はピンとこないでしょう。
しかし「親は70歳代」という方はいらっしゃいませんか?
先日、この雑誌から取材を受けました。テーマは「後期高齢者医療制度」。
今年の4月から「老人保健制度」に代わって新設されるしくみです。
親が75歳以上の人は、今年の4月から公的医療保険の保険料が目安としてだいたい1.2倍から1.3倍程度に上昇します。
70歳代も後半になれば、多くの人は会社勤務などしていません。年金暮らしです。このような方は、これまで国民健康保険に加入し、保険料を支払っているでしょう。
75歳以上の人は、4月1日から無条件に、これまでの国民健康保険から「後期高齢者医療制度」に移行することになります。
しくみがまったくなくなって、新しくなるので、これまで使ってた保険証は使えなくなります。
3月中に新しい保険証が届きます。4月からはそれを病院で提示することになります。
新しい制度では、国民健康保険ではなく、後期高齢者医療制度のほうに保険料を支払うことになり(原則は年金からの天引きになります)、負担する保険料が高くなるのです。
背景は、わが国で急速に進む高齢化。
日本全体の医療費のうちの3割以上を高齢者が使っています。
高齢者の数が今後増えていくと、ますますこの比率が高まります。
対して、若い世代は減っているのですから、「さらに」、ということになりますね。
高齢者の医療費は、現役世代の会社員が払う健康保険料、公務員が払う共済組合の保険料、自営業や年金生活者が払う国民健康保険料からたくさんのお金を充当しているのです。
つまり、若い人が支払う保険料を高齢者が使っている構図です。
しかし「このままいくと、若い人たちの負担にも限度がある」「だから、高齢者ももっと負担してください」と、こういうワケです。
保険料の負担は重くなりますが、病院での医療費の自己負担割合は、これまでと同じです。
ふつうは1割負担、収入の多い人は3割負担。
今年の4月1日を過ぎて75歳を迎える人には、誕生日までに新しい保険証が届きます。
そして、保険料の請求は別に届きます。
まだ知らない人が多いと思います。
75歳以上の親がいらっしゃる方は、親から「保険料が増えた!」と聞いたら、背景には、こんなことがあるんだと、ご認識ください。
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最終更新時間 2008年02月12日 07:30
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