投資をしてみてリスクを知る。
「百聞は一見にしかず」
いくらゴルフの教則本を一所懸命読み込んだところで、実際にコースに出て芝の状況をわが目で確かめつつクラブを振ってみないことには、ゴルフはいっこうに上手にならないのです。
仕事も遊びも恋愛も、料理も俳句も詩吟も民謡もカリグラフィーも、そして、投資もまったく同じことが言えまして、「やってみる」ことが「わかる」ことにたどりつく最短の道であります。
そして、投資を「やってみた」人は、昨年末からのこの下がり続ける状況で、身をもって十分に「わかった」と感じていることでしょう。
あるいは「わかりたくない」と念じているかもしれません。
個人的には、1990年からのバブル崩壊と、2000年からのITバブルの崩壊の経験を経て、たくさんの授業料と、わずかの「学び」を手に入れました。
2003年以降の投資家は、大きな「下げ」局面を経験していないと思います。
それがやってきました。
「ここから何を学ぶか?」がとても重要なのですよ。
「買ったときのタイミングが悪かった」
「あのときに売却して利益を確定しておけばよかったなぁ~」
このような「相場の読みが甘かった」的な反省で終わっていると、「学び」の底は浅いといわざるを得ません。
総括の程度がこのレベルだと、「次回の投資ではタイミングの精度を上げよう」と、実際にはできもしない目標を掲げて、結局、失敗することになるのです(なかには成功する人もいますが・・・)。
だって、その道の専門家である多くの金融のプロができなかったことを、金融とはまったく関係ない仕事をしている素人ができるはずないじゃないですか。
このようなときに深く考えていただきたいのは、投資した資産が持つ性質です。
「日本の株式は、1年間でこんなに上昇して、また、こんなに下落するのか?」ということです。
その他、中国株、インド株、米国、欧州・・・。
外国の債券も同じです。
為替の動きもそうです。「円と米ドルの関係は、1年でこんなに動くんだ」ということ。
その資産が持つ、騰落の性質を把握しておけば、次回の投資に、きっと役立つはずです。個人生活に関わる資産運用は、楽観的な見通しだけで突っ走ってはけがをします。
ちなみに日本株式は、昨年の高値18000円から最近の12500円まで、約30%下落しています。
このことをちゃんと頭に入れておくことですね。
このような基本的な考え方については、近著:「自分のお金の育て方」に詳しく記載しています。
どうぞ、よろしく!
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最終更新時間 2008年01月24日 07:30
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