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2008/01/18

「愛と勇気とサムマネー」

「人生に必要なものは何?」と問われ、「愛と勇気とサム・マネー」と答えた喜劇王チャールズ・チャップリンは、生涯に4度結婚し、もうけた子供の数はトータル11人。

 このことだけでもひと一倍、「愛と勇気」の持ち主だったことがわかります。いっぽう「マネー」のほうはというと、年収は当時の大統領や国王の年俸を軽く上回っていたといいます。

 2度目の妻との離婚の際に払った慰謝料は100万ドル。80年前のこの金額は、当時の慰謝料としては超破格。どうやらこの喜劇王、持っていたお金に関しては「サム・マネー」どころか「マッチ・マネー」だったようです。

 たくさんのお金があるからこそ、「本当は、お金はもっと少しでもよかった」なんて余裕の発言ができたのでしょう。


 そのむかし、物々交換の面倒臭さから、「お金」という、モノの交換を仲介する道具が発明されました。

 それまでは、欲しいものを欲しいときにだけ手に入れていたのどかな時代。ところが「お金」が発明されるや、私たちの心には「いつ何が欲しくなるか分からない。だったら、いつでもなんでも手に入れることができるように、とりあえずお金を蓄えておこう」という気持ちが生まれてきました。

 目的と手段が入れ替わったのです。それとともに、「お金」に対する欲求はどこまで行ってもキリがなくなりました。

 お金を求める行為は、「いつでも欲望を満たすことができるようになりたい」という経済的な「自由」を手にしようとするプロセスです。

 歴史をひも解くと、お金に対する「自由」を早くから解禁した国々が、一足先に豊かになっていまの先進国になっています。遅れてそのことに気がついた国々は、いま、懸命に豊かさの階段を駆け上がろうとしています。

 豊かさの基盤に「お金」が必要であることは、間違いがなさそうです。


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最終更新時間 2008年01月18日 07:30

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トラックバック時刻: 2008年10月09日 00:30

お金が個人の自由を保障してくれる社会、経済的な自由が全ての自由の基本であることの尊さを認識している国が広がっていることは、日本にとって大変重要なことであることをもっと強調するべきだろう。お金と自由の関係は豊かさの基盤であるだけでなく人間社会の基盤だろう。

投稿者 菊池徹 : 2008年01月21日 13:42

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