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2007/12/19

いまの投信ブームの象徴投信が運用10年に。

 わが国で最大の投資信託をご存知ですか?

 この投信は、世界でも3番目の規模を誇ります。

 毎月、安定的な分配金を出すことでも有名で、このことで投信の常識を変革しました。

「儲かったら儲けの中から適切な額の分配金を出す」という従来の発想から、「儲からなくても、元本から一定額の分配金を出す」という新しい発想です。

 この投資信託が、12月18日で、設定されてから満10年を迎えました。

 純資産規模は約5兆5千億円。

 名前は「グローバルソブリン」(運用会社は国際投信)。

 ワンルームマンション投資のように、購入後にマンションの価値はどうなろうが、とりあえず、毎月、家賃収入がある。そんな感覚で投信を購入できたことが、お年寄り世代にヒットしました。

「公的年金を補うお小遣い」というのが、キャッチフレーズです。

 この投信、10年間の収益率は、26%です(日経金融新聞より、毎月分配金ありの場合)。

 10年前に100万円を投資したら、その間受け取った分配金を含めて、126万円になったというのです。

 定期預金なんかよりは、そうとういい収益率ですね。

 ちなみに、分配金なしだった場合の収益率は、52%。
 受け取らない分配金が次の運用に回るために、投資効率がよくなって、複利効果が働いて収益率が上がるのです。

 10年で1.5倍になったのですから、大もうけですね。

 グローバルソブリンを批判する記事を雑誌などでよくみかけます。「運用効率が悪い」とか「他にもっといい投信がある」という内容です。

 それはその通りなのですが、専門家のあと出しジャンケンは、どうもみっともないのです。

 いずれにしても、元本割れはしていないし、預貯金よりはましな利回りです。

 最初に買ったお客さんは、うれしいと思うのです。

 比較的安全志向の人たちに、「貯蓄から投資へ」向かわせた功績の大きい投資信託ですね。

 ただ、みなさんは、もっと自分のリスク許容度を見極めて、投資信託を選んでくださいね。

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最終更新時間 2007年12月19日 07:30

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