この映画を観ると、日本でよかったと思う。
人口3億人のうち、医療保険に加入している人の数は2億5千万人。
無保険の人が5千万人。公的な医療保険がないのです。あるのは、民間の保険だけ。
民間の医療保険や生命保険に加入するには、過去の病歴や職業・職種などを告知しなければなりません。
過去に重い病気にかかっていたら、加入できません。
加入できたとしても、正しく告知してなかったと判断されると、病気やけがのときに給付金が支給されません。
民間の保険に入れない人は、公的な保険がないために、無保険になります。
医療費を100%負担しなければならないのです。
保険に加入しているひとでも、病気やけがで検査をしたり、手術をしたり、入院したりするのに、民間の保険会社のお許しが必要です。許可がおりない場合の費用は・・・。
保険会社の系列病院でなければ、診てもらえなかったり・・・。
マイケル・ムーア監督の最新作「シッコ」という映画。
アメリカの医療保障に関するドキュメンタリータッチの作品。
いっぽう、わが国、ニッポンの医療制度は、ご存知の通りです。
病院を選択できる、治療を選択することができる、拒まれることがない、自己負担は原則3割である公的な医療制度があることだけでも、喜ぶべきなのかもしれません。
ただ、カナダ、キューバ、イギリス、フランス・・・公的な医療保障はもっと整備されており、医療費は無料です。
高齢化がますます進展し、私たちの医療の負担や年金の負担、そして給付の削減があたりまえのこととして語られていますが、世の中の仕組みには、いろいろな選択があってもいいようにも思います。
最終更新時間 2007年09月07日 07:30
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