「予定利率」も上がってきました。
最近の市場金利の上昇にともなって、生命保険会社も「予定利率」を上げるところが出てきました。
「予定利率」とは、預貯金でいう「金利」と同じようなものだと考えていただければけっこうです。
貯蓄の場合は、元本に対して利息がつきます。したがって、元本と利息の合計が時間とともにだんだだんと大きくなります。金利が高いほど、利息額が多くなります。
いっぽう、生命保険の場合は、保険金が先に決まっています。
たとえば、「死んだら1000万円」などと、あらかじめ、万が一のことが起こったときに支払われる保険金を先に決めるのです。
預貯金でいったら、将来受け取れる「元本と利息の合計」を先に決めることになります。
「予定利率」というのは、私たちが会社に毎月払う保険料の運用利率のこと。
保険会社は私たちが支払う保険料を長期間運用するのです。その運用の利率を、契約するときにお客さんに約束するのです。
この運用利率が高いと、その分、私たちが毎月支払う保険料は安くてすむのです。
保険金が同じであれば、「予定利率」が高いほど毎月の保険料は安くなり、「予定利率」が低いほど、保険料は安くなります。
最近の市場の金利上昇に伴って「予定利率」が上がるというニュースは、私たちが支払う保険料が安くなることを意味します。
過去に保険に加入した人がこのニュースを聞くと、「これからは支払う保険料が安くなるかもしれない」と思うかもしれません。しかし、過去の保険料は基本的には変化しません。
「予定利率」は、貯蓄でいう「固定金利」と考えてください。
だから、世の中の金利が上昇しても、過去に加入した人の予定利率は変化しないのです。
最終更新時間 2007年06月20日 07:30
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