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2007/06/11

個人向け国債の次回金利が1%超。

 財務省は、いまやっきになって、個人向け国債の販売を推し進めようとしているようです。というのも、売れなくなってきているから。

 それもそのはず、個人向け国債は、銀行、郵便局、証券会社などの多くの金融機関が窓口になって販売をしています。

 ところが、これらの金融機関にとって、個人向け国債は、あまり、売りたくない金融商品のはずだから。

 当然のことながら、本音でいうと、自前の定期預金のほうが売りたいでしょう。国債は、お客さんが購入したお金は「国」にいきますが、定期預金はお客さんが預けたお金を自分たちで運用できます。うまく運用できれば、銀行にとっては収益につながります。不景気だった数年前にくらべて、企業も銀行からお金を借りようという意識が芽生えてきました。

 融資による収益向上も現実的になってきたのです。

 しかし、残念ながら、個人向け国債よりも定期預金のほうが適用金利が低いのです。

 となると、お客さんは定期預金に目を向けたがらないでしょう。

 銀行にとっては、お客さんが元本保証にこだわらないのであれば、投資信託や変額個人年金を売りたいでしょう。

 なぜなら、これらは、個人向け国債と比較すると、銀行が受け取る手数料が大きいからです。しかも、これらは、お客さんが解約しない限り、ずっと手数料が入り続けます。

 個人向け国債は、お客さんが購入したときだけの手数料収入なのです。

 金融商品は特に「よく売られる商品が、よく買われる」傾向があります。


「元本保証がいい。しかも、数年そのままにしておける」ということだったら、個人向け国債はオススメ。

 もう何度もここでご紹介しているので、耳タコかもしれませんね。

 今週13日から7月3日までが募集期間で、7月17日に発行が予定されている個人向け国債の利率が決定しました。

 今後の金利上昇を考えると、オススメはもちろん、10年満期の変動金利型。

 金利は1.01%(税込み)です。久しぶりに1%を超えました。

 金利は半年ごとに見直されます。

 1万円単位での買うことができ、購入から1年間は換金することができません。利息の支払いは半年ごと。1年を超えたら換金することができますが、手数料が差し引かれる。その手数料は、過去2回分の利息相当額。 

最終更新時間 2007年06月11日 07:30

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