長期金利に注意が必要。
私たちが間違えずに金融商品を選ぶには、日ごろから注意深く観察しなければならないものがあります。
ヨットで海に出てセーリングをするのが好きな人は、いつも天候や風向きに注意を払います。
それと同じように、金融商品を買おうという人は、注意を払うべきことがあるのです。ただ、金融商品を頻繁に売買する方は珍しいでしょうから、そんな人に向かって「いつも観察してなさい!」といっても無理があるのです。
長期金利は、観察するとしたら、重要なことがらのひとつです。
10年満期の国債の利回りのことを「長期金利」といいます。
国債は、毎日毎日、マーケットで取引をされていて、その取引の結果として「利回り」が決まるのです。
株取引で決まる「株価」の債券バージョンと考えていただければ結構。
先週末にその長期金利が、今年最高の1.775%まで上昇しました。
長期金利は私たちにどんな影響を与えるかというと・・・・
これから住宅をローンで購入しようとする人たちにとっては、あまり嬉しいことではありませんね。
長期固定金利型の金利が上がります。
昨年から、変動金利型や、2年固定、3年固定、5年固定などの比較的短期間だけ固定金利型の金利が上昇の基調をとっていました。
日銀が利上げを行ったからです。
しかし、長期固定金利型の金利は、さほど上昇してきませんでした。
それが、上昇に転じる可能性があるのです。
預貯金をしている人にとっては、嬉しいですね。預け入れの金利が上昇する可能性が高いから。
ただ、満期の長い定期預金をしている人は、最初の適用金利が最後まで適用されるので、長期金利が上昇すると、悔しい思いをするかもしれません。
保険に加入しようとする人は、金利の上昇がある程度長期的なものであると保険会社が判断した場合には、保険料が安くなる可能性があります。
「予定利率」といって、保険会社が契約者に約束する運用利回りが高くなるのです。そうすると、同じ保険金を設定した場合には、保険料が安くなるのです。
最終更新時間 2007年06月07日 07:30
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