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2007/06/15

90年代半ばまでに加入した生命保険を解約してはダメ。

 これまで加入している生命保険について、その保険会社の担当の方から、「新しい保険がでましたので、ご案内をさせていただきます」あるいは、「更新時期になりましたが、安い保険料で保障の充実させた別の保険があるので、こちらではいかがですか?」
という案内をもらったことはありませんか?

 そして、加入していた保険が、1990年代半ばまでに加入したもの。

 保険会社さんのウラの意図は、逆ザヤの解消なのです。

 生命保険は、契約者に運用利率を約束します。

 契約者が支払った保険料が、契約時に約束した利率で運用されるのです。約束した利率は、保険が終了するまで続きます。あるいは、解約するまで続きます。

 運用利率が高い場合、保障額が同じであれば、保険料は安くなります。逆に運用利率が低い場合は、保険料が高くなります。

 保険会社は、契約者に約束した運用利回り以上の利回りで保険料を運用できないと、損失を発生させることになります。

 これが「逆ザヤ」です。

 1990年代半ばまでの契約者に約束した利率(予定利率)は、3.75%~5.75%です。いっぽう、ここ数年はずっと1%台。

 保険会社が、新しい保険を案内するのは、高い予定利率のものから低い予定利率の保険に変更してもらって、逆ザヤを解消する狙いがウラにあるのです。

 その契約を継続してもらったら、損失が増える構図がずっと続いているからです。

 新しい保険は、以前の保険よりもわかりにくい複雑なものになっている場合が多いのが特徴です。

「従来の保険から新しい保険へ」という話があったら、
「予定利率は何%から何%になるのですか?」という質問をしてみてください。教えてもらえないかもしれませんが、必ず知っているはずです。

最終更新時間 2007年06月15日 07:30

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