「フラット35」-今日から変化すること!
「桜」が終わって、新年度の始まりです。
たくさんの人が移動(異動)し、多くの仕組みや制度にも変化が生まれる4月。
変化の渦中にいる人は、いろいろなものが入り混ざったドキドキ気分ですが、変化のないはずの人も周囲の雰囲気に影響されて、足が地面から少し浮いている感じ・・・。
ながらく親しまれてきた住宅金融公庫が、本日から「住宅金融支援機構」と名前を変えて再スタート。
これまでのように、住宅ローンを直接、個人に融資することはやめてしまいます。
名前が示している通り、これからは住宅金融の裏方にまわるようなのです。
実は「裏方」への準備は、かねてより着々とすすめられていて、それが、「フラット35」という住宅ローン。
民間銀行が販売しているローンなのですが、住宅金融公庫が背後から支援して、長期固定金利の個人への提供を実現しているのです。
民間銀行が自前で「長期固定金利のローン」を作るのは、そうとう体力がなければ、金利変動リスクが大きくて危なっかしいんだそうです。
だから、「ささえ」役を買って出たのです。住宅金融支援機構が。
特に、これから金利が上昇する可能性が高いのに、長期固定金利ローンが個人の前に選択肢として用意されないのはマズイ。
「変動金利型」や「当初固定金利型」だけだと金利変動リスクを個人がかぶって、将来金利が高くなったとき、返済額の上昇が家計を圧迫しないともかぎらない。
2003年秋から販売が始まっていましたが、今日から融資条件などがやや変化。
○物件価格の90%までの融資
これまでは、80%までだったのです。
頭金を自己資金として20%分用意しなければならなかったのですが、自己資金が少なくても利用できるようになりました。
これが、いちばん大きな変更でしょうね。
その他は・・・
○3大疾病保障付きの団体生命信用保険を選ぶことができる
団体信用生命保険とは、住宅ローン専用の生命保険。
ローン契約した人、借金の返済をしている人が万が一死亡したときに、残りのローンが保険金で返済できるというもの。
これは従来からあったのですが、新たに、死なない場合にも対応できるようにしたのです。がんや急性心筋梗塞、脳卒中になって働けなくなった場合にも保障があるものに・・・。
数年前から民間銀行が独自のローンにこの種の医療保障をつけて、大きく販売額を伸ばしたことが背景にあるのでしょう。
○抵当権設定登記時の登録免許税が有料に
これまでは無料でした。4月申し込み分から有料になります。
負担は数万円ですので、家を買うお金からみると誤差の範囲。
最終更新時間 2007年04月02日 07:30
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