土地価格上昇の兆し。
桜金造が立ち上がった。
NHKの時代劇喜劇「お江戸でござる」出演中から「にっぽんの都、お江戸のまつりごとをなんとかせねばならぬ」と考えていたに違いない。
東京都知事に立候補したのでした。
その東京都や大阪、名古屋などの大都市圏、地方の中核都市の上昇に引っ張られて、今年の土地の価格の全国平均が前年比0.4%上昇しました。
にっぽんの株価は2003年から上昇基調を示していますが、ここに来て、ようやく「地価」も上昇に転じたようです。
「土地デフレの終焉」などともいわれています。前年比0.4%上昇したのは、「公示地価」。国土交通省が3月に公表する1月1日時点での土地の価格のことで、土地取引の目安とされています。
行政が公表する土地の価格には、そのほかにも、国税庁が行う「路線価(土地の相続財産評価などをする際に使われるもので、1月1日時点の価格を8月に公表」、都道府県が公表する「基準地価(7月1日時点の土地価格の調査で、9月下旬に公表。公示地価を補足する価格)」などがあります。
路線価の全国平均は昨年8月に14年ぶりに上昇しましたが、公示価格と基準地価は、1992年以来、ずっと下落を続けてきました。公示価格が実に、16年ぶりに上昇したことで、9月に公表される基準地価の上昇もほぼ確実でしょう。
ただ、この地価の上昇、かつてバブル時代の上昇とは、趣を異にしているようなのです。
私たち労働者に支払われる会社の報酬制度も、年功序列賃金制度から、能力・実績主義へとだんだん移行してきています。
「年月を重ねればみんな上昇する時代」から「会社を利益をもたらしてくれる能力のある人により報いる時代」への転換です。
土地も同様の傾向が見受けられるようになりました。
ポイントは「この土地がいくらの収益を生んでくれるか?」です。
「そこに建物を建てたら、借りる人が会社がいるか?また、いくらで貸せるか?」
能力のある土地は、高く取引されます。能力のない土地は値段が下がったり、上がらなかったりするのです。
土地の能力は「立地」。
全国平均では上昇基調ですが、平均値が実態を正確に表現しているとはいえません。
「立地」のいい土地は上昇し、悪い土地は下落、能力差が進み、二極化が進んでいるようなのです。
立地のいい土地に住宅やマンションを保有されているお宅は、近くの不動産会社で「今だったらいくらで売れるか?」を確認するのも、興味深いのではないでしょうか?
最終更新時間 2007年03月26日 07:30
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