普通預金に預けておくくらいなら・・・。
「預金」と「貯金」。ふだんあまり違いを意識せずに使っていることばですが、どんな違いがあるのでしょうか?
「預」はあずけるという意味。「貯」はためるという意味。
銀行や信用金庫、信用組合で行うのが「預金」。郵便局や農協や漁協でおこなうのが「貯金」。
その昔、明治時代には、商工業者が仕事で使うお金を一時的に預ける目的で金融機関を利用したようです。一方、郵便局などは、自分のお金を貯めるために活用した。それぞれの名残りが現在まで続いており、「預金」「貯金」が使われているようです。
しかし、いまや私たちのなかではすっかり一体化しているといってもいいでしょう。
普通預金には安心感があります。
現在の金利は0.189%。資産を殖やす目的ではまったくいい働きをしていないのですが、なんといっても「出し入れ自由」が安心なのです。
人に好かれるには、本当に清潔であるよりも『清潔感』をみせるほうが大切です。
普通預金も、実際にはさほど出し入れしないのに、いざの時にストレスなく出し入れができるという『自由感』が受け入れられているんだろうと思うのです。
そうして、ついつい、余計なお金を金利の低い普通預金に入れてしまうのです。実を言うと出し入れが不自由でもいいから高い金利が適用されるもののほうがいいのに・・・。
いちばん手軽だから普通預金なのでしょうが、狙いは、いつでも出し入れができるということ。それならば、少し工夫することで普通預金より高い金利を適用することができます。
証券会社の口座を作る必要があります。
具体的にはMRF(マネーリザーブファンド)とMMF(マネーマネジメントファンド)。
MRFとは証券会社版の普通預金口座と思っていただければいいのです。
証券会社に口座を開いてMRFの申し込みをしておくと、株や投資信託などを購入していない預かり金が自動的にMRFで運用されます。MRFそのものは投資信託の一種。
ですから元本も確定しておらず、利回りも変動します。しかし、元本が確定される短期金融商品や短期債券など安全性が極めて高い商品ばかりで運用しているために、元本の安全性が極めて高く、利回りも普通預金よりは高い水準(現在は、0.3%程度)。1円以上1円単位で購入でき、毎日収益が計上されます。その収益は、1ヵ月分まとめて再投資されます。
MMFは、いったんMRF口座に入ったお金で購入します。
MRFと同様、購入単位は1円以上1円単位、毎日収支が計算されます。収益は1ヵ月分まとめて再投資されます。元本が保証されたりするものではありませんが、これもやはり安定的な運用がされており、安全性の高い投資信託。
投資先はMRFと同じように短期の安全性の高い金融商品です。
購入して1ヶ月間の換金には若干の手数料が差し引かれますが、預け入れ期間の適用金利は、現在0.4%程度。
預貯金の定期や定額よりも金利が高い場合もあります。
1ヶ月はガマンが必要ですが、それさえガマンできれば、「出し入れ自由感」を存分に味わえるはず。
最終更新時間 2007年03月15日 07:30
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