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2007/03/12

銀行が住宅ローンの金利の説明をしはじめるらしいが・・・。

 先週の木曜日、3月8日15:30~15:55のTV東京のマーケット情報番組「クロージングベル」に、特集のコメンテーターとして出演しました。

 特集は「変額個人年金保険」について・・・。この稿でも先週の金曜日に書きました。実は、TVで喋った内容に近いものだったのです。

 事前にお知らせ、ご案内をしようかとも思ったのですが、なにせ生番組、どんな不祥事や粗相があるかわかりません。・・・できれば、録画モノに出演してみたいものです。


 さて、日曜日の日経新聞の一面にこんな記事が載っていました。

 いまさらなにを?・・・と思ってしまいます。

 「住宅ローン 金利変動の説明徹底」

 これから借りる人にはちゃんと説明するけれど、これまで借りた人には、実を言うと丁寧に説明していなかった。そのことを高らかに堂々と胸を張って宣言しているようなものですね。

 瞬間湯沸かし器やシュレッダー等は、それでけが人などが出るとメーカーの信用たちまちにして失墜。株価は大幅に下落して、場合によっては商いができなくなるような場合だってあります。

 一方、金融商品は、あまりにもどぎつい詐欺まがいのことはともかく、販売するときにはできるだけ都合の悪いことは伏せておいて(何かを読めばちっちゃい記述はあるのですが)、いざとなったら「残念でした」で済まそうとするキライがあります。・・・身体に傷はつきませんが、心には大きな傷がつくのですが・・・。

 私のところに相談に来られるお客さんの中で住宅ローンのある人に「銀行からはどんなふうにこの金利タイプや返済計画の説明されました?」とうかがうと、ちゃんと説明を受けたという回答はほとんど皆無。


 ここに来て重い腰を上げて銀行が金利変動リスクの説明を徹底するのは、2月に日本銀行が利上げに踏み切り、住宅ローン金利が上昇の兆しを強めているため。

 つい先ごろまでは、「まだまだ金利は低いでしょうから変動金利型や短期固定金利型を・・・」と、金利変動リスクをお客さんに転嫁できる商品を積極販売をしてきたのに・・・。

 ここからは私の推測ですが、わが国でリスクの説明をキッチリ行うということは「その商品を積極的に売らない」ことを意味するように思います。私たちの国民性は「リスク」という言葉が芯からキライのようですから。

 したがって、このことは、メガバンクを中心に住宅ローンの販売戦略の転換が図られると解釈してもいいように思うのです。

 これからは、長期固定金利タイプの住宅ローンが主流になるのではないでしょうか?

最終更新時間 2007年03月12日 07:30

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