「変動金利型」の住宅ローンの金利が上がる。
家をローンで買って、今、ローンを返済中のお宅の中でも、金利タイプが「変動金利型」は注意が必要です。
2月の日本銀行の利上げを受けて、変動金利型の金利が上がります。現在はおおむね銀行の店頭金利が2.625%ですが、これが0.25%上昇して、2.875%になります。
すでにローンを返済中の人は、7月返済分から新たな金利が適用されるはずです。
ただ、実際には返済額は増えない場合もあります。
というのも、「変動金利型」は、金利は半年に一度見直されますが、返済額の見直しは5年ごとだからです。しかも、その返済額は1.25倍を超えないような配慮がなされるのです。
返済額がかわらずに金利だけが上昇するとはどういうことでしょうか?
そもそも、ローンの返済額は、元金返済金部分と利息部分によって構成されています。
返済額が一定で、金利が上昇する場合、利息分が増えて、増えた分だけ元金返済部分が減ることになるのです。
曲者は、返済額に変化がないことが、私たちの感覚を麻痺させてしまうことなのです。・・・いままでと変わらないじゃないか。
しかし、中身はしっかり変化しているのです。
そして、元金が減る早さが遅くなるということは、それだけ利息支払いの負担が増えることにつながるのです。
3月の各金融機関の住宅ローン金利は、ほとんどすべてのタイプで上昇していますが、35年返済などの長期固定型は変わらないか、逆に低下しています。
家計の負担が許すならば、ここらあたりが、借り換え(変動金利型や当初固定金利型から長期固定金利型へ)の最後のチャンスかもしれません。
上昇機運がみられる金利タイプから、まだ低い水準にある金利タイプに乗り換えるのです。
いつまでもいまの状態が続くと考えるのは、危険です。
ときには、過去の自分の意思決定を、思い切ってくつがえすことも必要なのではないでしょうか?
最終更新時間 2007年03月06日 07:30
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