急な円高でどうなる?
ほんの1分でいいから、未来を予知できれば、大きな損をするどころか、莫大に稼いで億万長者になるには簡単なのに・・・。
ナンセンスな妄想なのに、片やあほらしいと思いつつ、先週は、その思いが脳裏をかすめた人も多かったはず・・・。
何の前触れもなく、世界同時株安が襲来したのです。
もちろん、実際は前触れはありました。前日、中国株が下落し、欧州株がそれに続いて下落、アメリカ株が下落・・・、地球の自転にあわせて、次々と、株式市場が下落。
朝を迎える日本の市場も、開く前から大きく下落することはわかっていたのですが、市場が開く前に取引はできませんから、下落の影響をまともに受けることになったのです。
びっくりしますよね。株式の取引をしていた人は・・・。
これまで上げ相場で小刻みに利益を確保していたのに、これで一気にそれまでの利益総額を吐き出して、一日にして損失を抱えてしまったかもしれません。
「株式というのは、そういうものだ」という前提でお付き合いをしなければ、今後も同じような一喜一憂で本業の仕事も手につかない状態になってしまいます。・・・膨らみすぎた風船は、いつか破裂するのです。経済がグローバルし、今回は中国市場の加熱が震源だといわれていますが、私たち一般ピープルには、いったいどれほど加熱なのかは、まったく伝わってこないのです。
今回のような事態にも「どこ吹く風?」と平静を保つことができれば、株式投資は逆にあなたの味方をします。・・・もちろん、リスクを抑えるための銘柄分散、投資資金の管理をした上での話しですが・・・。
円高も進行しています。
1週間で約5円も円高に振れました。
この円高がどの程度まで進行するか?また、いつまで続くのかはわかりませんが、昨年、円安で大きな利益を享受した方は、考え方を変化させる必要がありそうです。・・・「ずっと儲かり続けるものではない」と・・・
外国資産、具体的には外国の債券や株式に投資をした投資信託を購入した人たちなどは、債券の利息や株式の配当・値上がり益のみならず、為替差益、つまり円安による利益の二重構造の儲けを得ていたのです。1+1=2が成立していたのです。
円高に振れると、今度はそれがマイナスに左右します。
債券の利息や株式の配当や値上がりによる利益はこれまで同様確保できるとしても、円高がマイナスに左右することになるため、1-1=0になるかもしれないのです。
「儲かっているいまのうちにすべて換金して、これから儲かりそうなものに乗り換える」ことを推奨しているのではありません。
しかし、持っている資産に偏りがあるのであれば、一部を換金して、別の、為替変動リスクを受けにくい資産を購入することで、財産の増減が安定することは確かです。
最終更新時間 2007年03月05日 07:30
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