日銀の利上げの影響。
これだけ地球温暖化が叫ばれているのですから、私たち人間の体温も、2、3度上がってもおかしくないのでは?と思っていた矢先の先週木曜日の朝、平熱が3度上がって、ひっくりかえりました。
原因はCO2ではなく、インフルエンザの野郎でした。
急激な上昇は、やはり、体にも心にも、毒のようです。
21日に行われた日銀の利上げは、上がるのだったら+0.25%とあらかじめわかっていたのと、「やっぱり上げたか、経済の拡大に合わせてそろそろ上げないと金利が正常化できないしな」「今回上げたからあと半年は利上げはないだろうから安心して取引ができるな」「上げたって諸外国とくらべてみたらまだまだ低金利」などのマーケットの感想などから、投資家にとっては体にも心にも薬になったようです。
株価はすぐに上昇しました。
一般的には「利上げ」は、株価にとってマイナスに左右します。というのは、金利が上がると、株式のようなリスクの高い金融商品への投資に使われていたお金の一部が、安定的に利息を確保できる金融商品に流れるからです。「これまでよりも利息がたくさん手に入るなら、大きなリスクを取る必要もない」という心理が働きます。株式マーケットからお金が流出するとこは、買われたいた株式が売られて現金化されることにほかなりませんから、株式の需給関係は、「買い」よりも「売り」が強くなって、株価が下落するという構図です。
しかし、今回の利上げは、日銀が景気の回復・拡大、今後のさらなる拡大傾向を公式に認めるメッセージだと受け止められました。
景気が拡大するんだったら、企業の業績はアップするはずなので、株式は「買い」となったのです。
為替は円高には振れませんでした。
現在は歴史的な円安水準だといわれ、いつ何時、円高に振れてもおかしくない、という見方が多勢でした。この円安の元凶は、日本の低金利。円で運用するよりも、外国の高い金利の通貨で運用したほうが利息が多いとなると、円が売られて外国通貨が買われることになります。売られる通貨は安くなります。
今回の利上げは、円高に振れるキッカケのひとつでしたが、実際には外貨との金利差はまだまだ相当あること、しかも、あと半年は利上げはないだろうという先行き安心感から、円は円安のまま変化しませんでした。
普通預金の金利はさそっく上げられました。
私たちにとっては、喜ばしいことです。といってもこれで0.2%になりました。
100万円預け入れておくと、1年間で2000円。税引き後は1600円です。
住宅ローンの金利も3月分は上昇します。当初固定金利型の1年~20年型あたりまではほぼ上昇の見込み。
返済期間25年を超える長期固定金利型の優位性が高まることが予想されます。
最終更新時間 2007年02月28日 07:30
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