空前の円安水準だと言うが・・・
東京の都心を歩いていても、先日北海道に行ったときも、九州を訪れたときも、たくさん眼にするのです。
20歳代の若い女性数人が、手に手にハングルで書かれたガイドブックを持って闊歩している姿を・・・。
つい5年前、仕事で韓国に初めて行ったとき、ホテルのフロントで出された宿泊費100,000の数字を見て一瞬びっくり。しばらくして我に返り、ここは円でなくウォンだった。そのときが確か1円=10ウォン。
それがいまや3割がた円安・ウォン高に振れているというのだ。
これじゃあ、ヨン様が映画の撮影で使った場所に日本から気軽に行くのも少しハードルが高くなった。
かつて円高が叫ばれたころ、20歳代の若い女性数人が、手に手に日本語で書かれたガイドブックを持ってヨーロッパの町を闊歩。ブランドを買い漁ったのとおなじような構図が、今、起こっているのです。
米ドルに対しても、英ポンドに対しても、ユーロに対しても、その他の通貨に対しても、今、円は安くなっているのです。
「いやそんなことはない。つい数年前、2002年ごろには、1米ドル=130円をつけたことがある。今は110円台の後半から120円台の前半、当時よりも今は円高では?」
それが違うのです。
主要な通貨に対する円の総合的な価値を示すレートのことを「実質実効レート」といいます。物価水準なども加味した実質的な価値。
この実質実効レートでみるとは、円は21年ぶりの円安なのです。
円安は私たちにどんな影響があるでしょうか?
大好きな欧州のブランド品の値段が高くなります。
輸入業種の会社は利益がでにくくなります。外国の原料や製品を買うのにこれまでよりもたくさんの円が必要ですから。
輸出業種の会社は儲かりやすくなります。自動車産業などは恩恵を受けていますね。
外国からたくさんの人が来ます。観光客が増えています。外国人は少ないお金で日本に来て、買い物ができるからです。
買い物といえば、観光地でのお土産には限りません。
外国の会社が日本の会社を買う(いわゆる買収)するのも、より簡単になります。
これまで「純日本」といわれていた会社が、「外資系」といわれるようになるかもしれないのです。
最終更新時間 2007年02月22日 07:30
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