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2007/02/13

住宅ローン100万円返して120万円のトク。

 おととい、そして昨日と、住宅展示場で開催されるセミナーの講師をしました。税務やローンがテーマだと、たくさんの人が集まってくださって、話をするほうも、ついつい、熱が入ります。

 東京地方の昨週末は、風は少し強いものの、青空の多いいい天気でした。

 お客さんは「家を建てる」という自分の人生の選択に、真剣に向き合おうとしているの、セミナーの反応も「響く」という言葉がピッタリ。


 これまでの個別のご相談の経験をひもとくと、ほとんど人はローンを組むときに「繰上返済」を前提にしています。

 ローンを組む6割近い人が、返済期間を最長の35年にしているという事実。

 30歳の人も35年ローン、35歳の人も35年ローン、40歳の人も35年ローンなのです。

 返済終了は定年まで、、、が理想だとは、理解しているのです。
 ただ、返済期間を短くすると、毎月の返済額は多くなる。

 「高いローン返済額が家計を圧迫するかもしれない。今はよくても将来はわからない。とりあえず、毎月の負担を小さくしておく手法を選択したほうが無難」

 その結果、35年返済が多くなるのです。

 私たちの気持ちは、目の前の負担感を回避するキライがあるようですね。

 「家計にゆとりができれば、貯蓄をしてまとまった金額になったところで、できるなら早めに返そう、遅くとも退職金で住宅ローンをゼロにしよう」

 これが「繰上返済」。

 繰上返済の効果には、驚くべきものがあります。

 特に早めにやれば、効果は絶大です。

 例を挙げてみましょう。

 金利3.0%、返済期間30年、借入金3000万円、返済方式は元利金等、繰上返済方法は期間短縮型とします。

 返済開始から3年を過ぎた時に、100万円を繰上返済します。

 その効果は?

 払わなくてよくなる利息額が、124万円。

 短縮できた返済期間が、18ヶ月、つまり1年半です。


 次に、返済期間が25年を過ぎた時に(返済があと5年で終わるというころで、退職金でローンを0にするイメージと同じ)、同じく100万円を繰上返済します。

 さてその効果は?

 払わなくてよくなる利息額が、15万円。

 短縮できた返済期間が、9ヶ月。


 繰上返済の時期を変えた上記2つの効果を比較してみてください。

最終更新時間 2007年02月13日 07:30

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