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2007/01/29

今年からの所得税と住民税の変化。

 遅ればせながら、やや積極的な広報活動が行われるようになってきました。

 今年から実施される税源移譲です。

 「1月の給料から所得税が減り、6月の給料からは住民税が増える」

 地方分権を推進するために国と地方の税金のありかたを見直して、国に納める所得税を減らして、地方に納税する住民税を増やそうというもの。ほら、小泉政権のときに「三位一体改革」という言葉が飛び交っていたのを覚えていませんか?

 総務省のポスターをみると、象と鯛の絵をあしらって「所得税と住民税が変わるゾウ。どんなふうに変わるんダイ?」・・・いかにもお役所らしいセンス。

 具体的にはこんなふうに変わります。

 昨年まで、所得税の税率は、所得額に応じて、10%、20%、30%、37%の4段階に分かれていました。

 今年からはそれが、5%、10%、20%、23%、33%、40%の6段階になります。

 いっぽう住民税のほうは、これまでは、5%、10%、13%の3段階。それが一律10%になるのです。

 ビフォアーとアフターでは、個々の税負担は同じです。

 夫婦2人+子供2人の家庭の場合で実際の税額を考えてみると、

 給与収入300万円の人は、これまで所得税0円、住民税9,000円。今後も同じ。

 給与収入500万円の人は、これまで所得税119,000円、住民税76,000円。今後は所得税59,500円、住民税135,000円。

 給与収入700万円の人は、これまで所得税263,000円、住民税196,000円。今後は所得税165,000円、住民税293,500円。

 給与収入1,000万円の人は、これまで所得税688,000円、住民税442,000円。今後は所得税590,500円、住民税539,500円。

 注意が必要なのは、住民税を負担しないといけない時期。
 所得税は収入のある年に差し引かれます。まあ、収入から税金を差し引かれると考えていいでしょう。しかし、住民税は収入のあった年の翌年の6月から翌々年の5月まで払わなければいけません。

 退職して収入がなくなる人には、ズシリと効いてきます。収入がないのに税金だけは追っかけてくるからです。

 このことは、そのほかにも影響が出てくるのですが、それは明日・・・。

最終更新時間 2007年01月29日 07:30

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