あなたの「家計貯蓄率」は何%?
これまでの個別相談の経験則からいうと、家計貯蓄率が極端に低い、また、実際に貯蓄額が極端に少ない方は、「高収入の独身女性」に多く見受けられます。
もちろん、高収入の独身女性でちゃんと貯蓄ができている人は、相談に来られることもないでしょうから、「高収入の独身女性=貯蓄をしない」という法則は成立しません。
高い収入で高い家賃のマンションに住んでいる、高いマンションを少ない頭金でローンで購入している、1月の生活費が「所帯持ち」よりも高かったりする、などの特徴が見受けられます。生活水準を落としたくない意識が強い傾向もあるようです。
具体的にいうと、1千万円を超える収入がありながら貯蓄はほんの数百万円。しかもてんこ盛りのローン残があり、返済終了予定は70歳近い、といったケース。
「結婚」に対しては両にらみです。出会いがあればするが、しないケースも想定しておくといった感じ。それでいながら「今の生活」を最優先。老後のことも心配だが、現在の収入があれば、いざとなればなんとかなると薄々思い、希望的観測を持っている。
先週の金曜日、内閣府の公表した統計によると、日本の家計貯蓄率(2005年度)が過去最低を更新し、3.1%になったとのこと。
家計貯蓄率とは、可処分所得に対する貯蓄の割合のこと。「可処分所得」とは収入から社会保険料と税金を引いた「手取り収入」のことです。
貯蓄率3.1%とは、手取り収入500万円の世帯が年間15.5万円しか貯蓄をしないということです。
普通のご家庭では、ちょっとリアリティに欠ける低い数値だと思います。
貯蓄率が低くなっている最大の理由は、高齢化が進んだために、貯蓄を取り崩して生活費に充てている人が増えたからです。そのために全体の平均をとると1桁の割合になるのです。
貯蓄率のピークは、1975年の23.1%といいますから、現在は実に7分の1になっているのです。
このピーク時の23.1%という数字は、現役世代の方には貯蓄の目安になるでしょう。高齢社会になっていない時代の貯蓄率です。
いかがですか?あなたの貯蓄率は?
もちろん、住宅ローン等がある場合には、貯蓄をせっせとしてゆとりのお金を作るよりも繰上返済をしたほうが効果的なので、貯蓄率はある程度低くてもしかたがないと思いますが・・・。
最終更新時間 2007年01月15日 07:30
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