家をバリアフリーにすると、税金の優遇がある。
最近では家を新築・購入する場合、すでに老後に配慮した「つくり」になっている場合が多いのですが、いにしえの家は、玄関に高い段差があったり、家の中でも、和室と洋室に床の高さを違えているが目につきます。
家を建てるころは、おおよそ30歳代。そのころは、自分たちが「老いる」ことなど、まったく心中にありません。すべての人にとって、予想もしない意外なできごとが「老いる」ことのようです。したがって、家を建てる時点の体力、筋力を前提とした「つくり」になってしまうのです。
高齢社会に備えて、手すりや床のバリアフリー改修工事などをする場合に税制優遇が来年から導入されます。
段差のある家でケガをされて税金から医療費を負担するくらいならケガの予防につながる家の改修工事を促進するほうが、財政上も効率的なのかもしれませんし、私たち自身も、安心できる環境で暮らし、痛い思いをしなくてすむほうがいいですね。
先日、お話をした「住宅ローン減税」は住居の取得(購入や建築)が対象でしたが、今後は、住宅の改修工事も付け加わります。高齢者や障害者が住みやすい住宅にするための改修工事をローンを使って行った場合、年末ローン残高の一定割合が所得税額から差し引かれるのです。
また、改修工事を行った場合、建物にかかる固定資産税の3分の1が1年間減額されます。
ローン減税の場合は、ローンが30万円超であること、固定資産税の軽減は改修工事費が30万円以上であることが条件です。
また、高齢者や障害者と同居していることなども条件になるようなので、「将来の危険に備えるために・・・」というよりも、「いまの危険の芽を摘みとるために・・・」ということのようです。
仕組みの中身をもう少し詳しく述べると、、、、
ローン減税は、借入期間5年以上であること、2007年4月~2008年末までの工事であること。年末のローン残の200万円以内までが対象で、減税額はローン残高の2%。上限ギリギリ200万円の残高がある場合の減税額は1年で4万円。これが最長5年間継続する。
固定資産税の軽減については、2006年末までに建てた家を2007年4月~2010年3月末までに改修した人が対象。建物の床面積100平米分の固定資産税が翌年度、3分の2になる。
最終更新時間 2006年12月18日 07:30
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