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2006/11/17

確定拠出年金で自分の退職金を準備するなら・・・。

 会社が自分の専用口座に掛け金を払ってくれて、そのお金は自分が自己責任で運用する。運用対象は、あらかじめ用意された複数の金融商品。

 原則として60歳になるまでは運用を続けなければならない。なぜなら、老後の生活資金としての自分の退職金作りだから・・・。その分、税制面での優遇がある。

 確定拠出年金制度は加入者数が10月で200万人を突破。

 運用されている金額の総額は、2兆5千億円を突破している。

 それでも、確定拠出年金の本場アメリカと比較すると100分の1の規模なんだそうです。

 先日アメリカは人口が3億人を突破。人口比からだけでいうと、3分の1程度までには規模が膨らんでもいいものの、国民性、税制、掛け金の制約など、さまざまな事情もあって、運用金額は100分の1。

 制度全体の規模の問題はともかくも、私たちの生活にとって深刻なのは、加入者の運用が預貯金や保険などの元本保証型の金融商品が中心で、リスク資産への投資がなかなかすすんでいなさそうなこと。

 この調子では、充分な退職金が準備できない可能性があると思うのです。

 また、同じ会社の同等の社員でも、リスクをとって運用して大きな金額の退職金を準備できる人と、まったく淋しい運用成果になる人が生まれることが予想されるのです。

 「自己責任とはそういうもの」といえばそれまでです。

 掛け金で主に元本保証型商品を買っている人は、「自己責任」の意味合いをもっと深く考えて欲しいのです。

 まだまだ運用期間は先が長いはず。それならば、思い切ってリスクをとったほうがいい(限度はありますが・・・)。

 リスクを取る気持ちにまで自分を高める方法は、60歳時の運用目標額を決めること。

 そうすると、年利回り何%で運用しなくちゃならないか、はっきりするでしょう。

 現在の元本保証型金融商品の利回りでは、到底、追いつかない水準ではありませんか?

最終更新時間 2006年11月17日 07:30

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