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2006/11/13

分配が頻繁にある投信の利回り計算。

 毎月分配、あるいは、隔月分配など、頻繁に分配金を出す投資信託が大流行です。

 かつては、1本で純資産額5兆円を超す化け物ファンド:グローバルソブリンオープンなど外国債券を主な投資先とする投信の専売特許でしたが、時を経て、REIT(不動産投資信託)、最近では世界の株式を投資先とする投信まで、毎月分配を「売り」にしています。

 さてここで、投資信託の分配金とは?という話をすると・・・・。

 ご存知の通り、投資信託は、さまざまな投資商品のパッケージ商品です。
 パッケージ旅行と同じように、それぞれ特徴を持たせてお金を集め、いろいろな金融商品を購入しています。

 「ヨーロッパ5日間」「豪州・ニュージーランド6日間」などのパンフレットでお客さんの興味を引く旅行商品と同じように、「世界の債券」「世界の株式」「先進国の債券」などと銘打って、投資家の興味とお金を集めるのです。

 そして投信の場合、利益が出れば・・・・その一部を投資家に還元する。・・・それが分配金。・・・株式投資の場合の配当金と考えていただければ結構。

 配当金が決算期(期末決算と中間決算)に出るように、分配金も投資信託の決算期に支払われます。毎月分配型の投資信託は、毎月決算をしているのです。

 「頻繁に分配金を出す投信は、投資効率が悪い!」とよく言われます。確かに、長期で運用する場合、理屈はその通りです。

 分配金は原則、投資家の儲けとなり、税金が10%引かれます。
 長期運用する場合、できるだけ分配金はもらわないほうが、つまり、税金が引かれるのを先送りしたほうが投資効率はいいことになります。

 長期運用の途中でちょっとずつ税金を差し引かれるよりも、差し引かれる税金の頻度が少ないほうが、投資に、より多くのお金を使うことができるからです。


 さてここで、複数の毎月分配型の投資信託で、分配金の利回りを比較する方法を考えてみましょう。投信を購入するときの目安にして欲しいのです。もちろん、利回りの高いほうが有利になります。

 A投信:基準価額:8,100円 分配金:40円/月
 B投信:基準価額:15,200円 分配金:100円/月
 C投信:基準価額:11,300円 分配金:70円/月

 ここでは、税込みの利回り計算をします。税抜きにしたければ、それぞれの利回りに0.9を乗じてください。

 A投信の分配金利回り=40円×12ヶ月/8,100円×100=5.93%
 B投信の分配金利回り=100円×12ヶ月/15,200円×100=7.89%
 C投信の分配金利回り=70円×12ヶ月/11,300円×100=7.43%

 もちろん、実際に購入するときには、現時点での分配金を基準にした利回りだけでなく、過去の分配金の推移を見ることも必要。短期間に分配金の増減が繰り返している投信は、今、たまたま高いだけかもしれません。

 そして、基準価額が今後どうなりそうか、上がりそうか、下がりそうかを考えることも大切ですね。

最終更新時間 2006年11月13日 07:30

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