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2006/11/09

生活にかかわる経済情勢のチェックポイント。

「日経新聞なんてなじみのない経済のことばかりが書いてあって、TV欄が最終ページになくて読みにくい~」・・・我が妻の台詞です。

「そうかなぁ~。日ごろなじみのある商品やサービスの最新情報や価格情報、金利や株価などの自分の財産の増減に関係する情報、企業の人件費や派遣社員の派遣料金の水準、主要な会社のボーナスの金額レベル、賃上げ情報などなど、日常生活にとても接点のあることばかりが記事になってると思うんだ
けど・・・・ワードショー的な事故や火事、事件情報よりも役立つのでは?」

 特に経済情勢について、チェックするポイントをかいつまんで・・・。

●物価
 毎月、消費者物価指数(CPI)が政府から公表されます。この情報はけっこう大事。特に生鮮食料品を除いた部分の前年同月比。

 日本銀行の見通しによると、2007年度は前年度と比較すると0.8%の物価上昇だとか・・・・。

 物価が上昇するということは、「お金」で持つよりも、「物」で持っておいたほうがいいことになります。

 今年100万円で買えた同じ「物」が、来年には100.8万円出さないと買えなくなるのです。そんなことなら、今100万円で買い、値上がりする来年にそれを売ると、めでたく0.8万円の儲けになるのです。

 物価の上昇は、お金の値打ち(物を買う力)が落とします。
 物価上昇率以上に預貯金の金利がアップしたり、給料がアップ、年金受給額がアップしないかぎり、生活は苦しくなるのです。


●金利
 日本銀行が金利を上げるかどうか、上げたかどうかに注目していればいいでしょう。また、長期金利(10年満期の国債の利回り)に注意してください。

 目先の金利は、物価の上昇の度合いを見ながら日本銀行が誘導します。物価上昇率は、前年と当年を比較して算出します。

 つまり、物価上昇の過去の実績を把握して、未来の金利を決めるのです。常に「金利」は「物価」の後追いにならざるを得ません。

 金利は、私たちの預貯金の金利や、住宅ローンの金利に影響を与えます。


●為替相場(特に対米ドル)
 円高になると、輸入品は安くなります。海外旅行も有利です。しかし、輸出関連企業は苦しくなります。

 一方、円安になると、輸入品は高価になり、海外に行くのも苦しくなりますが、輸出企業の収益はアップします。国際社会にマーケットを持つ多国籍企業の業績が向上しますので、その会社の株式は上昇することが考えられます。


●企業の収益や国の経済成長率
 個別の企業のことはどうでもよろしい。ただ、代表的な会社の業績が全体としてどうなったか、どうなりそうなのか、は株価にとって重要です。

 日本の国力、経済成長率も同様です。民間のシンクタンクが時々予測値を公表しています。また、政府も中長期的な経済計画の中で、成長率目標などを設定しています。

 会社の収益がアップすれば、株価は上昇の傾向。日本経済が底堅く順調に成長率を維持しながらプラスに推移することも株価の上昇要因です。


 重要なのは、チェックするときがどうなっているか、ではなく、過去からの推移と今後どうなりそうかということ。つまり、中長期のトレンドを把握することが大切なのです。


 生活力をアップするためにも、知らなくて損することのないように、最低上記のポイント程度はチェックしてはいかがでしょうか?

 チェックが習慣化すれば、大きな「気づき」があるはずです。

最終更新時間 2006年11月09日 07:30

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