医療保険の選び方(5)
◆入院給付金の給付日数をどう考えるか?
最近は、保険に入る人の保険料負担を少なくするために、1回の入院での給付金の支払い限度日数を「60日」としている医療保険がたくさんあります。
医療保険は、どんなに長く入院しても延々と給付金が支払われるわけではありません。
1回の入院で30日、60日、120日、180日など、制限があるのです。
たとえば、ある病気で入院し、運悪く長期入院になりました。60日制限の医療保険に入っていた場合、61日目以降の入院給付金は支払われません。
その後半年間、あいだがあくと、支払いが再開されます(別の病気を原因とする入院の場合は、日数のカウントは別に行なわれますので大丈夫です)。
そして、保険期間の間の通算入院日数は、700日、1000日などと決まっています。一生涯の保障の場合、死ぬまでに通算1000日の入院をしたところで、この医療保険の保障は終わってしまうのです(一生涯でそんなに入院する人は稀でしょうが)。
1回の入院日数制限は、長いものほど、支払う保険料は高くなります。
統計によると、60日以内の入院は全体の90%です。ほとんどの入院は、2ヶ月以内で済んでいるのです。
もちろん、病気によっては、平均在院日数が60日を超ええるものもあります(平成14年厚生労働省「患者調査」)。
白血病:64.2日
結核:85.9日
脳血管疾患:102.1日
気分障害:105.6日
アルツハイマー病:231.7日
精神及び行動の障害:296.5日
血管性及び詳細不明の痴呆:322.2日
最近は、終身保障で60歳までは60日、60歳を超えると120日という保険も出てきています。年を重ねるほどに病気やケガで入院の可能が高まるからです。また、長期入院の可能性のある病気だと120日、それ以外は60日というのもあります。顧客のニーズに対応したさまざまな医療保険が発売されているのです。
最終更新時間 2006年11月01日 07:30
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