医療保険の選び方(4)
◆入院給付金が日額5千円でいいワケ。
医療保険で儲けようとすると、期待はおそらく裏切られるでしょう。しかし、「保険」は「安心」を買うものですから、最終的にはご本人が、「いくらの保険金を掛けると安心するか?」がポイントになります。
保険金、給付金を低く設定したおかげで毎日ヒヤヒヤしながら生活しなければならないとしたら、何のための保険だかわからなくなってしまいます。
「入院給付金は5千円でいいのでは?」の理由は、「万が一の時には保険だけに頼らずに貯蓄にも頼る」以外にもいくつかあります。
ひとつは、公的制度に「高額療養費制度」があるからです。この制度については、10月23日のこの稿で書きましたので、深く掘り下げません。1ヶ月の間(1日から31日まで)に公的保険適用の医療費の自己負担3割が約8万円を超える金額は、戻ってくるというものです。
自己負担が30万円の場合、20万円強がバックされるということです。
そして、もうひとつは、会社員のみなのですが、会社の健康保険組合に加入している場合には、公的保険から期間限定ですが、収入を補償するお金がもらえるのです。
病気やケガで働けない状態が継続して会社を3日以上休んだ場合、4日目から1年半の間、収入の約6割に相当するお金が支給されるのです。
収入減の心配が少し緩和されるということですね。
入院すると、公的保険が適用されない費用も発生します。
食事代、TVなどの家電レンタル料、差額ベッド代など・・・・
これらの負担を考慮しても、貯蓄とセットで考えるのであれば、入院給付金は5千円程度でいいのではないかと考えます。
当然、ある程度の貯蓄が前提にはなりますが、、、、最低1ヶ月分の生活費程度は、万が一の備えとしては必要だろうと思います。
入院給付金は、5千円、1万円・・・というように、5千円刻みで設定しないといけないと思っている方が多くいらっしゃるでしょう。ほとんどの医療保険のパンフレットがそうなっていますから。
実のところ、多くの医療保険は、入院給付金6千円、7千円、8千円など、小刻みな設定が可能です。保険会社の担当者に保険料を見積もってもらえばいいのです。
いずれにしても、給付金額が高くなればなるほど、支払う保険料負担は大きくなります。
最終更新時間 2006年10月31日 07:30
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