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2006/10/25

医療費がかかるときは月をまたがないほうがいい。

 病気で入院したり、手術のために入院する場合、つまり、医療費がたくさんかかりそうなときには、ひと月の中で治療を済ませたほうがいいことをご存知でしょうか?

 たとえば、10月25日から11月5日までふた月にまたがって12日間入院をするよりも、10月中に12日間を消化するか、11月中に集中させるかしたほうが医療費の自己負担は少ないのです。

 けがで入院・手術なんてことになると、一刻を争う一大事。早期対処が大切です。損得をあれこれ言ってたら、性格・人格を疑われてしまいます。

 「太ももを骨折しているみたいだけど、ちょっと待った!今は月末。キリが悪いから、11月になってから治療しようよ。それまでは自宅で安静にしておこうね!」


 「高額療養費制度」・・・皆さんもご存知のこの制度、多額な医療費の自己負担額を抑えることができる、とても助かる制度です。

 月初から月末の1ヶ月間に、同一病院、同一の科において健康保険が適用される医療費の自己負担額が一定額を超えた場合、その超えた金額が戻ってくるという仕組みです。

 一定額というのは、年齢、所得によって違いがあるのですが、70歳未満の普通の人の場合、約8万円強です。

 たとえば、一回の入院で医療費が100万円かかったとしましょう。
 自己負担は3割ですから、30万円です。

 しかし、この30万円は、一定額約8万円を22万円超過していますので、超過分があとで戻ってくるのです。

 ・・・ただし、月初から月末までの場合にね・・・・


 同じ医療費100万円でも、月末から翌月初めにまたがっていたときは?
 自己負担額は同じく3割ですから、30万円。

 この30万円の内訳は前月が15万円、当月が15万円だとします。

 高額療養費制度は、月ごとに計算されますから、

 前月の超過分は15万円-8万円=7万円
 当月の超過分も15万円-8万円=7万円

 戻ってくる金額合計は、7万円+7万円=14万円 です。

 ひと月の中で治療を完結させる場合と比べると、実質的な自己負担額は、22万円-14万円=6万円も違うのです。

 たから、あまり急がず計画的に治療しようとする場合には、1日~31日までの間におこなったほうが、メリットがあるのです。

最終更新時間 2006年10月25日 07:30

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