株式売買や投信売買で損を出したら?
今年は多いでしょうね。株式を買って損をしている人が・・・・。
昨年の今頃、株式を買った人は、年末にかけてガンガン株価が上昇。
アブク銭が毎日積み上がるのを、ドキドキしながら見ていたことでしょう。このままずっと上昇基調が続くのではないか?株を買うだけで、びっくりするほどお金が増えていく。
・・と、どっこい、年が明けると、ライブドアショック!
あれから、特に日本の小型株マーケット、ジャスダックやマザーズなどは、いまでもさっぱり、低迷したままです。
株式投資で痛い目にあっていない若い初心者は、自分より少し前にはじめた同年代の友達の影響で(何も知らない人からみると、ちょっとかじった程度の友達が、やたら大きく見えるものです)、ついつい、リスクの高い、その分値動きの大きい小型株に手を出したがるものです。
不思議なことに、手を出したら、タイミングよく値上がりするものなのです。
・・・で、それは、長くは続かないのです。
もともと買うときには値段が上昇することしか想定していないものですから、下落したときのプランがありません。
なすすべもなく、ずるずるずるずる・・・・手放せないまま、損失が膨らんでいくのです。
「売却して損失を確定するまでは、本当の損失ではない!」
まさにその通りです。
そうおっしゃる割には、利益が出ていたときには、売却して利益を確定していなかったにもかかわらず「もうかっている!」と周囲に吹聴していましたね。・・・本当の「儲け」ではなかったのに・・・。
今回は、損失を抱えながらそのまま損を確定することなく、いわゆる「塩漬け」している人ではなく、勇気を持って売却して実損を出した、あるいはこれから損失を確定する予定の人に向けての話です。
いいたいことは、ひとつ。
確定申告をしてください。
○○万円損が出たことを、税務署に申告しておいてください。
申告期間は来年の2月中旬から3月中旬です。
申告をしておくと、来年以降3年の間に株や投信の利益が出た場合、利益の合計が今回の損失額に達するまでは、儲けに税金(利益の10%)がかからないのです。
たとえば、今年、株式で100万円の損失を出したとしましょう。
来年は取引で30万円の利益、再来年は50万円の利益、その翌年は50万円の利益とします。3年間の合計利益は130万円です。
確定申告をして損失(100万円)の申告をしない場合・・・・
翌年の税金は3万円、再来年の税金は5万円、その翌年は5万円。
では確定申告して損失(100万円)の申告をする場合・・・・
翌年の税金は0円、再来年の税金は0円、
その翌年は利益20万円までには税金がかかりませんが(ここまでで、利益額の合計が損失額100万円と同額になるため)が、残りの利益30万円に対して10%の税金、つまり3万円がかかります。
損失申告しない場合の翌年以降の税額は合計13万円。
損失申告する場合の翌年以降の税額は合計3万円。
だから、損を出したら確定申告なのです。翌年以降の3年間に利益が出なければ、意味はないのですが、来年以降で損失を有利に取り返せるかもしれないと、思いたいですよね。
最終更新時間 2006年10月24日 07:30
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