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2006/10/03

住宅ローン、変動金利型の恐怖。

 10月から、住宅ローンの「変動金利型」の適用金利が変わりました!

 具体的にいうと、主だったメガバンクは、2000年の10月以来、6年ぶりに、それまでの金利2.375%から0.25%上げて、2.625%にしました!

 変動金利は毎年、4月と10月に金利が見直されます。たまたまこれまでの6年間は、変わらずに低い金利がずーと適用されていました。

 ところが日銀のゼロ金利政策の解除にともなって、いよいよ住宅ローンにも変化の波が押し寄せてきたのです。

 これから新規に住宅ローンを借りる人は、とりあえずいいのです。

 これらの人は、この金利上昇局面で、わざわざ変動金利を選択しないでしょう。それでも変動金利型を選択する人は、変更後の2.625%が適用されます(銀行によってはキャンペーンで割引金利の適用あり)から、2.625%を基準にしてシミュレーションをし、さまざま検討することができるでしょう。


 問題は、これまで変動金利型でローンの返済をしている人。

 なぜかというと、金利上昇の影響が見えにくいからです。

 この方たちの変更金利の適用は、来年の1月から。あと3ヶ月は、これまでの金利が適用されます。

 問題はここから。

 来年の1月から新しい金利が適用されたとして、では、同時に返済額が増えるかというと、、、、増えないのです。返済開始から5年間は。

 その間にも、半年に1度、4月と10月に金利は見直されます。これからは、これまでの6年間とはちがって、段階的に徐々に金利が上昇するかもしれません。

 それでも、返済額は、当面同じなのです。

 変動金利は、激変を緩和するために、金利が上昇しても、返済額は5年間変化させないという決まりがあります。また、その変化も、それまでの返済額×1.25倍を超えない、という決まりなのです。

 仮に、今後半年に1度、段階的に適用金利が上昇した場合、それでも当面は返済額が変わらないということは?

 そう。返済額の中の元金と利息の割合が変わることになるのです。

 わかりやすいように、極端な数字で示しますね。

 現在の返済額を15万円としましょう。

 この15万円の内訳は、元金部分が5万円で利息部分が10万円とします。

 金利が上昇しても、返済額が変わらなければ、同じ返済額15万円で、元金部分が2万円、利息部分が13万円になるということなのです。

 金利によっては、元金部分が0円、利息部分が15万円になるかもしれません。

 元金部分の返済が減らなければ、ずっと利息ばかりを支払って、ローンは残ったままになります。利息は元金に金利を掛けて計算しますから、元金が減らないかぎり、利息も減りません。

 「変動金利型」を選択している皆さんは、来年1月以降の返済額の内訳、つまり、元金部分と利息部分の割合の変化に注目してください。

 返済額が変わらないからと安心していてはいけません。

 内訳がどう変化していているか?それを確かめることが大切です。

 変動金利型を選択して返済をしている人は、金利変動に神経質なまでに目配りしてください。

最終更新時間 2006年10月03日 07:30

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