72の法則。
資産運用セミナーによく行く人は「耳にタコ」。私はというとこれまでイヤというほど話してきたので「口にタコ」。
初心者向けのセミナーの「つかみ」としては、申し分ありません。失敗の少ない大衆向け、一般的なネタでありましょう。
お客様からは一様に「ほーっ」っとため息交じりの声が発せられます。
「金利がこんなに低くていいんですか?あんまりじゃぁありませんか。何か手立てを考えましょうよ」というときに使う法則です。
たとえば、銀行における5年満期の定期予期の金利が今0.550%。
72をこの金利で割るのです。
72÷0.550=130.9
72を金利で割ったときの答えは、元本が複利で倍になるのにかかる年数なんです。
ですから、金利が複利で0.550%のとき、100万円をこの預金に預け入れたら、利息がついて200万円になるのには、約131年がかかるということ。
現在の金利は、3月の量的緩和解除や7月のゼロ金利政策の解除で上昇しているから、これでもまだ、所要年数は圧倒的に縮小されたのです。
つい数ヶ月前までは、金利が0.06%なんてときがありました。
72÷0.06=1200(年)。
元本が倍になるのに気の遠くなるような時間がかかっていたのです。
ただ、昔はいい時代がありました。
1970年代、80年代には、郵便局の定額貯金(満期10年)の金利が7%、8%の時代があったのです。
72÷7.0=10.3(年)
10年で元本が倍になっていたんです。
上がり始めたといってもまだまだ低金利。預貯金では殖えません。
殖やす方法は?・・・・・というのがセミナーの典型的な流れです。
最終更新時間 2006年09月20日 07:30
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