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2006/09/13

リスクを抑えてリターンを上げる3つの方法。

 投資をする際に、まず前提として頭に叩き込んでおくことがひとつあります。

 どうも、投資というと「値段が低いときに買って値段が高くなったら売ることが大切。これを繰り返さないと成功できない」と考えている人がたくさんいます。いや、ほとんどがそうでしょう。確かに間違いではありませんが、この考えは、結局、「投資の成否は売買のタイミングだ」というタイミング論に行き着きます。

 投資がタイミング論に陥ると、収拾がつかなくなります。「いかに他人を出し抜くか?」が最大の問題になるからです。マーケットには、素人、玄人、日本人、外国人、個人投資家、機関投資家、多種多様な参加者がいます。この中で出し抜いてタイミングをうまくつかむことはプロだって難しい。

 一度それができたからといって、やり続けることはとても難しい。

 しかし、実際には、他人を出し抜く情報は投資家たちにおおいに求められ、提供される情報には高い値段がついて、多くに販売されています。他人を出し抜くための情報が多くの人に流通すると、出し抜くことは難しくなります。買うほうも買うほうですが、売るほうも売るほうです。出し抜ける自信のある高度な情報であれば、他人に売る前に自分で投資を実行したほうが、はるかにリターンは高いはずです。ちょっと考えるとすぐにわかるはずのこのことが、投資初心者にはしばらく時間がかかります。その間が売り手のかきいれ時なのです。

 押さえるべき大切な前提は「投資は長期的にみると必ず利益を得ることができる」ことです。「必ず」に語弊があるなら、「長期的に見ると利益を上げることができる可能性が極めて高い」ことです。

 右往左往の千鳥足ながらも、価格は右肩上がりに昇っていくのです。

 売買のタイミングだけが重要だという○×論ではないのです。

 この前提があると、リスク(価格の変動)が怖くなくなります。

 「このまま持っていけば殖えるんだ」と思うことができます。

 そうは言っても、やはり価格変動は精神衛生上よろしくない。「できるだけ価格変動を少なくしていきたい」。
 それが、リスクを抑えるというとなのです。

 リスクを抑えるおもな方法は3つ。

1、全部を使わない
 ・手持ちの金融資産の多くを投資に回さないということですね。
  取り返しがつかない事態をあらかじめ避けるのです。

  場合によっては元本割れになってもいい。3年、5年持っておくことができるお金を投資に回すのです。

2、長く持つ
 ・長期投資の「長期」とはどの程度をいうのか?
  できれば10年と言いたいところですが、「そんなに待てない」という方もいるでしょう。最低、3年、できれば5年程度の覚悟がほしいですね。

3、分けて持つ
 ・同じ投資先ばかりを買わないということ。
  日本株を買うんだったら、外国債券も買う(この取り合わせは、リスクを抑えるという意味においては、相性がいいといわれています。相互の価格のブレを補正する働きがあるからです)。

  また、1つの銘柄でなく、たくさんの銘柄を買う。


 以上、3つのリスク抑制方法。「聞いたことのある当たり前のこと」と思われる方が多いのですが、実践できている人は、相当少ない。。。ついつい忘れて、リスクの高い出し抜ける情報を探しているのです。

最終更新時間 2006年09月13日 07:30

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