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2006/09/05

高齢者向けの賃貸住宅ってのもある。

 つい先日も、78歳のご婦人とお話をする機会がありました。

 現在とても健康ではありますが独り暮らし。しかし今後の不安があるのでしょう。都会に娘がいるものの、結婚して子供もおり、将来子供夫婦との同居は考えたくないという。

 こっちも気を使うし、向こうも気を使うし・・・・。

 「娘の家の近くにある施設に入ろうと思う・・・」

 最近は、施設介護サービスを受けている高齢者が増えてきているせいもあり、暗く悲しい雰囲気はまったくありません。

 公的介護保険制度の導入は、「介護」に対するイメージを変えたことに大きな貢献を果たしています。

 「高齢期の住まい」については、当事者である高齢者自身の情報収集能力が低いということから、すぐに民間の「有料老人ホーム」を発想してしまいます。

 公的な施設で料金が比較的低い「特別養護老人ホーム」も思い浮かべるものの、要介護度の高い人が優先的に入所でき、待機者が多くてなかなか入れないことはすでにご存知の方が多いよう。

 元気なうちは、住まいに「介護施設」を選択しなくても、自立して住まうことができる充実した高齢者向けの住居が出てきています。

 有料老人ホームといえば、どうしても、介護施設がメインでに住居機能が付加されているイメージ。特別な高級仕様のホームは別として、部屋はワンルームで昔の学生寮の雰囲気。共同食堂、共同風呂。

 一方、そうではなくて、マンション仕様の部屋でありながら、フロントや管理室には人が常駐、定期巡回あり、部屋は完全バリアフリー、部屋の中で万が一のことが発生した場合には呼び出し、通報が可能。もちろん、公的な介護サービスのうち、訪問介護は誰でも受けることができる。自立した生活をしっかりと維持しながら、万が一のときの対応が可能な住まいがある。

 健康ならばできるだけ人の干渉を受けないこんな住まいを選択する方法もあります。

 もちろん、分譲物件を買うという方法もありましょうが、介護が必要になって、最後には有料老人ホームへ入るかもしれない。そのときのためになるべくまとまったお金は残しておきたい。そんな場合は、高齢者向けの優良賃貸住宅などもあります。

 高齢者住宅財団や地方自治体、都市機構、住宅供給公社などが情報を提供しています。

 「高齢だけれども元気な期間の過ごし方」は、今後、高齢者がますます増えること、住宅がどんどん余ることなどから、サービスの選択肢は増加していくことが考えられますね。

最終更新時間 2006年09月05日 07:30

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