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2006/09/04

立ち止まってちょっとじっくり考えてみる。

 この数ヶ月間、住宅の取得を考えていらっしゃった方からメールをいただきました。

 その方は独身の女性。近くにお気に入りの物件が見つかって、買おうかどうしようか、さまざま迷われていたようです。、

 ご家族とも充分に話し合い、ご自分としてもいろんな角度から検討した結果、購入を見送る、というのがメールの内容でした。

 一連のプロセスの中で「いろんなことが本当に良い勉強になりました」というコメントには、実感がこもっていました。おそらく「検討し、悩み、考え抜いた」からなのでしょう。


 自分の将来について、ただ漠然と考えているだけでは、何も動きませんし、何の進展もありません。ぼんやりとした不安がなかなか晴れることはありません。

 ところが、「住宅取得」ということだけでも、実現に向けて具体的に考えるプロセスは、自分の将来を真剣に思い描くことになります。

 しかも、それは現実的に細かく思い描くことです。餅を絵に描くことではないのです。

 年収と物件価格の関係、自分の年齢と返済期間、老後の生活資金は大丈夫か?、親からの支援金と自己資金・頭金、独身の女性の場合は、将来結婚した場合に賃貸に出せる物件選択、住宅ローン商品の有利な選択、将来の親との関係、などなど。

 「家は欲しいなぁ~」と、「家を買う」では、検討すべき項目のレベルがぜんぜん違うのです。

 たとえ、結果的には「家を買わない」ことになっても、検討のプロセスの中で、住宅を取得するために必要な具体的な手順や作業を学べます。

 そして、何よりも、自分自分を深く掘り下げて考えてみることができることが最も大きな成果なのではないでしょうか?

 「いろんなことが本当に良い勉強になりました」というコメントの中には、「自分のことがよくわかりました」が要素として多く含まれているような気
がしています。


 「将来は田舎暮らしがしたい」
 「海外にロングステイをしたい」
 「転職をしたい」
 「離婚をしようか」
 「結婚をしようか」
 「退職をしようか」

 これらのこと、あるいは他のことでもいい、ぼんやりと考えていることをじっくり具体的に考えることは、自分自身を発見するキッカケになる、いい「教材」になるんです。

最終更新時間 2006年09月04日 07:30

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