「年金制度は破綻」が59%。
「経済危機に危機なし」・・・・相場格言のひとつ。
「経済危機が起こる!あぶない!」と大騒ぎになるようなときには、なんとか乗り越えて事前に回避、結局危機には至らない。だからそんなときにも相場は大丈夫だ・・・という意味。
思えば、「金融危機」が数年前に叫ばれた。どうやら土俵際まで詰め寄られた状態から何とか持ちこたえたようす。銀行の窓口がパニックになったという記憶もなし。
会社や個人の破綻や破産と違って、公的な制度の場合は、法律を変えて別の枠組みにすることなどで何とかするキライがある。年金制度についても、「破綻」しそうなのであれば、それはおそらく当局筋にはあらかじめわかるでしょうから、破綻を回避させる奥の手を出してくるのでしょう。
「破綻」という衝撃度の大きいことまでして、わざわざ多くの失業者を出したり、責任をとって追及される人を作るような馬鹿なことをするほど、政界や官界の人たちも間抜けではないと思うのです。
タイトルの「%」は、毎日新聞社が今月に行なった調査の結果。
「近い将来破綻すると思う」と答えた人が59%もいるんだそうです。
もともとマスコミが「破綻」をあおっている面があります。詳細を知らない人たちは、ちゃんと理解しないまま「破綻」の言葉のみが頭に残って、「ツー」といえば「カー」、「年金」といえば「破綻」、条件反射をしているキライもあります。
マスコミは自分で盛り上げて世論を形成しておいて、頃合いのよいタイミングで世論調査を実施、「やっぱりみんなそう思っていたのか」と納得してそれをまた公表。こうやって世論がどんどん盛り上がっていく。
この調子でいくと、年金制度は、変化はあるにしても、安泰と考えてよろしいと思います。
「破綻」は、当事者以外のものがほとんど知らないうちに、静かに、そっと突然するものです。そして、直後に大ニュースになるもの。
で、実際に年金受給をしている70代以上で「破綻」と思っている人は37%。一方、40代は77%。
時間軸を考えると、若い人ほど、悲観的な思いに駆られるかもしれませんね。
ちなみに、私は40代ですが、破綻はしないほうに1票。
最終更新時間 2006年09月21日 07:30
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