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2006/08/10

住宅ローン相談のこのごろ。

 とても興味深いことは、住宅取得に関するご相談のなかで、

「短期固定金利型のローンがいいのか?それとも長期固定金利型ローンがいいのか?」という質問が影を潜めてきたことです。

 しばらく前までは「どちらがいいのか専門家の意見を聞かせてほしい」というのが、お客様の興味関心の大きな部分を占めているようでした。

 日銀の量的緩和解除政策以降の金利動向、新聞テレビなどの報道からか、選択する金利タイプについて、お客様はすでに自分の考えを固めている様子です。

 ほぼ固めている自分の考えが果たして正しいのか、あるいはピントがずれて間違いを犯していないかを確認する目的でご相談に来られている方が多く見受けられます。

 また、自分の家計・財産の状態で、今考えている物件をローンで購入することが、将来に渡って大丈夫か?・・・つまり、ローンの返済と現実の生活と、今後の子供の教育、自分たちの老後生活をバランスよくうまくやっていくのには、どの程度のお金を住宅取得に割くことができるか?・・・の確認もご相談の目的のようなのです。

 住宅をローンで購入して、その後の生活をうまくやっていくことができるかどうかという点については、人それぞれ。

 家族構成、年齢、共働きか片働きか、会社の報酬の仕組み、退職金制度、企業年金制度、定年制度、老後の労働に関する思い、現在の金融資産、親からの支援金の有無、兄弟の数、親からの相続の可能性・・・・

 変数が多いほど、パターン化することは困難で、人それぞれ個別の事情で将来の姿は変化します。


 住宅ローンの選び方などについて、一般の方は、いつも金利情勢や住宅ローン商品の提供状況に気を配っている環境や立場にはいないでしょうから、どうしても、選択のタイミングがワンテンポ、ツーテンポずれるきらいがあるようです。

 ここにきてようやく、金利タイプに対して迷いを持つ人があまりいなくなりましたが、ほんの数ヶ月前までは、目先の金利に目がくらんで勧められるままに選択してしまい、いまごろなってヒヤヒヤビクビクしてらっしゃる方が多いでしょう。

 人間の心理は、いったん自分が選択、決定したものを過大評価する傾向があります。

 すでにローンを組んで返済をしている人たちは、

 「今でもやはり同じ金利タイプを選択するか?」を問いかけてみてください。

最終更新時間 2006年08月10日 07:30

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