最近は、こんな金融商品に注目してもいい。
金利が上昇をはじめると、これまでの超低金利下でほとんど無視していたモノ、箸にも棒に引っ掛からないと決めてかかっていたモノに、掘り出し物が出てきます。
とはいっても、まだまだ日本の金利情勢は、他の先進諸国とくらべると、断然、低いところを走っています。
ちなみに、各国の10年満期の国債の利回り(長期金利)をみてみましょう。
ニュージーランドやオーストラリアは6%程度、アメリカは5%そこそこ、イギリス、カナダ、ドイツは4%~4.5%。
いっぽう日本は、2%を下回っています。
これでは、日本円で貯蓄をするよりも、他の国の通貨で貯蓄をしたほうがいいんじゃないの?という気持ちになるのも頷けます。
為替変動がないとして、元本100万円が日本円では1年間で2万円弱の利息しか生みませんが、豪ドル(オーストラリアドル)だと6万円になります。これは大きいですね。為替変動リスクをとってでも高金利を期待しようという気になろうというもの。
まあ、そんなわけで、ここ数年は、外貨預金だの外債投資信託などが大流行したのですね。
諸外国とくらべて金利は低いところにあるとはいえ、私たちにとってはちょっとでも金利は上がってほしいもの。
銀行の1年満期の定期預金の金利は、平均するとだいたい0.2%強。
ただ、普通預金でも1年定期に近い金利のものがではじめています。金融機関によっては・・・。
特に店舗を持たず、人も抱えず、コストを下げて効率経営をしているネット系の銀行などですね。
定期預金だと、原則満期まで換金することができません。換金する場合は、定期預金金利ではなく、とてもとても低い普通預金金利が適用されてしまいます。これでは、何のための定期預金なのかわかりません。
一方、普通預金はいつでも原則出し入れ自由。出し入れ自由でしかも、ふつうの金融機関の定期預金と同じ水準の金利であれば、こちらのほうがラッキーでしょう。また、普通預金は変動金利ですから、今後の金利上昇を自動的に反映します。
こんなのもあります。
銀行ではなく、証券会社を選択するのです。
証券会社の「普通預金」にあたるのが「MRF」。変動金利で0.17%程度。これも悪くない選択だと思いますね。
「MMF」というのもあります。MRFと同じく、短期の債券で運用している投資信託ですが、安全性はとても高い金融商品です。
MMFは1ヶ月以内で換金する場合は若干の手数料を取られてしまいますが、1ヶ月を超えると換金自由で手数料も必要ありません。
MMFのいまの金利はだいたい0.26程度。MRFよりも金利は高いですね。1年満期の定期預金よりも高い。満期がなく比較的自由に換金ができるわりに、金利は高く設定されているのです。そして、これも変動金利。
流動性の高いお金は、ふつう、生活費や光熱費の支払い用に、銀行の普通預金で準備することがほとんどですが、考えてみれば、証券会社のMRFやMFFを使い分けるという手段もあります。
(自動引き落とし口座には指定できないので、ちょっと生活に工夫が必要ですが・・・)
最終更新時間 2006年07月31日 07:30
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