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2006/07/20

「お金」との距離感。

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 うだるような暑さの中、年明け早々に世間を騒然とさせたライブドア事件も、株主総会直前の時期をアッと言わせた村上ファンドのあの件も、どこか遠いところに行ってしまったようです。

 マネーゲーム、錬金術、拝金主義・・・。


 確かにお金儲けが身近に感じられるようになったことは事実です。

 インターネットを使う人が爆発的に増えたおかげで、ネットオークションや情報起業、ネット通販など、大きな初期投資をしなくても工夫ひとつでお金儲けができる環境が整ってきました。

 大学祭で模擬店を出店するような感覚で、誰でも気軽に、思い付きで商売をはじめることができるようになりました。

 このことはとても素敵なことだと思います。

 ただ、あらゆる取引は「信用」を前提としています。
 少なくともお客さんは、そのときに信用してお金を払ってくれているわけですからね。

 信用を裏切ると、いろんな形でとんだ罰金を支払うハメになるでしょう。


 「将来は株式上場(IPO)をしたいと思います!」

 若い起業家の決まり文句。よく耳にすることばです。

 株式を上場する際には、それまで保有していた株式の一部を手放して、市場で一般投資家に売る。莫大な譲渡益を手にすることができます。若くして資産家になる人は、株式上場がキッカケのことが多いようです。

 ただ、株式上場は、あくまで「手段」のはず。
 それまで保有していた株式を投資家に売って巨万の富を得ることがオーナーにとっては重要かもしれませんが、投資家はオーナーを大金持ちにするために投資をしているわけではありません。

 「投資をした会社がどれだけ自分にメリット(儲け)をもたらしてくれるか?」が投資家の最大の関心事のはず。

 投資家からの信用を裏切らないためには、「投資家に株式を買ってもらって集めた資金で、会社として何をするか?」が最も大事でしょう。

 オーナーの「会社を通してどんな事業がしたいか?」。これが見えない会社は早晩、いろんな形で投資家からの逆襲に遭うことになるでしょう。


 さて、書家「相田みつを」にこんなのがあります。

「かねが人生のすべてでは
 ないが有れば便利
 無いと不便です
 便利のほうがいいなあ」

最終更新時間 2006年07月20日 07:30

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