500万円の医療費の490万円以上が戻ってくる?
知識としては持っていても、頭では理解していても、実際に具体的な話をきくと「やっぱり、すごい制度だなぁ~」と思ってしまいます。
先週の土曜日、かつて勤めていた会社のOBOG(いわゆる退職者)の懇親会での話。
元上司2人はともに60歳台の半ば。
40歳台に入ってからだろうか?久しぶりに会うかつての仲間との話は、昔話か健康の話ばかり。
60歳台の健康話にもなると年季が入って迫力が増します。
1人はご自身の手術の話。なんでもつい2週間前に前立腺の手術をしたという。飲み歩く日々が続き、ついにあるとき、ビールがお腹にたっぶりたまったままおしっこが出なくなり、七転八倒の苦しみ。救急車で病院に運ばれた。その後手術。最先端の技術を使った手術だったため、体を大きく傷つけることもなく翌日には退院。来週の検査が終わればまたお酒が飲めると、今はウーロン茶でガマン。
医療費はしめて40万円。最先端の技術を使ったため、手術に公的な医療保険の適用はなく、自腹だったとか。
一方、それに対抗したもうひとりの元上司は、同じ年齢の奥さんのお話。
数ヶ月前に奥さんが心臓の手術。なんでも心臓の血液を体に送る機能がうまく働かなくなったらしく。
手術は、両胸の3箇所くらいから肋骨の間を通して棒のようなものを差し込んで行なったようだとか。これも体をざっくり切開する手術ではなかったため、体への傷跡はほとんどなく、おかげで快復が早いとか。
こちらは公的な医療保険が適用。それでも自己負担分は500万円。
・・・とすると、500万円が自己負担の3割分なので、医療費全体は1500万円?
500万円と聞いたその上司、すぐに現金を取り揃えることができず、銀行に一時的な融資を申し込んだが、すでに60歳台の半ば。貸してくれない。
しかたなく、あれこれと苦労して工面。ようやく耳を揃えて500万円を払ったところだとか。
当然「高額療養費制度」の存在はご存知。
1ヶ月で保険適用の自己負担分が約8万円を超えたら、その超過分が戻ってくる制度だ。
この方の場合500万円の自己負担に対して、約490万円が戻ってくるはず。
その元上司「あと1ヶ月くらいで戻ってくるはずなんだが、、、、とにかくいったん支払わなければならないのに苦労した」
このような場合、高額療養費が支給されるまでの間、いったん支払う金額の8割をめどに無利子で借りることができる制度もあります。会社員だったら健康保険組合、自営業者や高齢者だったら役場の担当部署まで。
最終更新時間 2006年07月27日 07:30
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